※本記事はアフィリエイト広告を含みます。

ランドで4社が水準を上げ、GMOクリック証券が15.2円で首位を取り返しました。上位3社が15円台に並んだのは3カ月で初めてです。一方でリラは、トルコ中銀が10月22日に36.00%へ下げた週でも9社とも据え置きでした。国内9社の公表値を1万通貨あたり・1日に揃えて並べています。

ほかの連載もどうぞ


この記事の内容

【1】ランドはGMOクリック証券が15.2円で首位、セントラル短資FXとGMO外貨が15.1円で続く

10月19日から23日に対円6ペアで水準を動かしたのは、9社のうち5社です。先週のズロチとリラに代わって、今週はランドに動きが集まりました。

  • セントラル短資FX ランド14.3円 → 15.1円(10月19日)、リラ24.5円 → 24.6円(10月19日)
  • GMO外貨 リラ24.5円 → 24.6円(10月19日)、ペソ14.1円 → 14.2円(10月20日)、ランド14.1円 → 14.5円(10月20日)→ 15.1円(10月21日)
  • 松井証券 ペソ11.0円 → 10.0円、ランド13.0円 → 12.0円、フォリント0.4円 → 0.5円、ズロチ23.0円 → 24.0円(いずれも10月20日)
  • DMM FX ペソ11.0円 → 12.0円、ランド13.0円 → 14.0円(10月21日)、ペソ12.0円 → 11.0円(10月23日)
  • GMOクリック証券 ランド14.5円 → 15.2円(10月23日)

ランドは4社が上げ、1社が下げました。セントラル短資FXが19日に0.8円、GMO外貨が20日と21日の2段階で1.0円、DMM FXが21日に1.0円上げたあと、GMOクリック証券が23日に14.5円から15.2円へ上げて首位に戻っています。 9社平均は13.79円から14.07円へ0.28円上がりました。

リラはGMO外貨とセントラル短資FXが0.1円上げただけで、9社平均は24.33円から24.36円です。トルコ中銀が10月22日に政策金利を37.00%から36.00%へ下げた週ですが、23日までに水準を動かした社はありません。

ペソは松井証券が1.0円下げ、GMO外貨が0.1円上げました。DMM FXは21日に12.0円へ上げたあと23日に11.0円へ戻しています。9社平均は12.50円から12.40円へ下がりました。コルナは5社とも動きがありません。

【2】トルコ中銀が6会合ぶりに利下げ、円は30日に会合

トルコ中銀が6会合ぶりに利下げ、円は30日に会合

10月23日時点の政策金利を並べます。

  • 日本銀行 1.25%(次回10月30日)
  • トルコ中銀 36.00%(次回12月10日)
  • 南アフリカ準備銀行 7.25%(次回11月19日)
  • メキシコ銀行 6.50%(次回11月5日)
  • ハンガリー国立銀行 5.50%(次回11月17日)
  • ポーランド国立銀行 3.75%(次回11月4日)
  • チェコ国立銀行 3.75%(次回11月5日)
  • スイス国立銀行 0.00%(次回12月10日)

対円の金利差は、リラ34.75%、ランド6.00%、ペソ5.25%、フォリント4.25%、ズロチとコルナが2.50%です。今週はトルコ中銀が1.00%下げたので、リラ/円の金利差だけが35.75%から34.75%へ1.00%縮みました。 ほかの5ペアは前週と同じです。

■ 各中銀の現在地

トルコ中銀は10月22日の会合で1週間物レポ金利を37.00%から36.00%へ引き下げました。5会合続いた据え置きが解け、6会合ぶりの利下げ再開になります。直前の引き下げは1月22日でした。次回は12月10日です。

ハンガリー国立銀行は10月20日の会合で5.50%を据え置きました。8月25日に5.75%から5.50%へ下げたあとの据え置きで、同行は物価目標2.5%への収束を掲げています。次回は11月17日です。

日本銀行は9月18日の会合で1.00%から1.25%へ引き上げました。賛成7・反対2の多数決で、追加の引き上げも排除していません。次回は10月30日で、8中銀のなかでいちばん近い日程です。

南アフリカ準備銀行は9月23日に7.00%から7.25%へ引き上げ、5月に続く年内2度目の利上げになりました。同行は物価への警戒を続けています。次回は11月19日です。

メキシコ銀行は5月7日の引き下げを最後に3会合連続の据え置きで、次回は11月5日です。ポーランド国立銀行は3月4日の引き下げ以降3.75%を保ち、10月の会合でも据え置きました。次回は11月4日です。チェコ国立銀行は6月18日に3.50%から3.75%へ引き上げたあと、8月6日と9月17日の2会合を据え置いています。次回は11月5日です。スイス国立銀行は9月24日に0.00%を据え置き、次回は12月10日です。

■ 金利差を動かしている力

円側は利上げ局面にあるので、どの対円ペアも円のほうから金利差を縮める力がかかっています。そのうえで相手国側の向きがペアごとに違います。

リラは相手国が今週実際に利下げへ動いたので、金利差は両側から縮む向きが現実の数字になりました。フォリントは相手国が利下げ寄りの据え置きで、同じく両側から縮む向きにあります。ランドは相手国も利上げ局面にあり、両国とも引き締め側を向いています。コルナは相手国がタカ派寄りの据え置き、ペソとズロチは相手国が中立の据え置きで、動いているのは円側だけです。

10月に残る会合は30日の日本銀行だけです。11月は4日のポーランド、5日のメキシコとチェコ、17日のハンガリー、19日の南アフリカと続きます。

【3】ペア別の口座ランキング

6ペアを1万通貨あたり・1日・買いスワップに揃えました。平均・最高・最安を出す期間は会社ごとに違うので、図では社名の右に対象期間を示しています。対円6ペアは今週から9社とも3カ月の期間で並び、みんなのFXとLIGHT FXも2カ月から3カ月に変わりました。 期間がそろったぶん、社どうしのレンジの広さを同じ条件で見比べられます。

基準日は6ペアとも10月23日(金)です。松井証券だけは23日分の公表が週明けになるため、22日(木)の値で並べています。

■ ペソはGMOクリック証券が15.1円で首位、GMO外貨が14.2円へ上げて2位

ペソはGMOクリック証券が15.1円で首位、GMO外貨が14.2円へ上げて2位

GMOクリック証券15.1円が首位で、GMO外貨14.2円、セントラル短資FX14.1円と続きます。みんなのFXとLIGHT FXが12.1円、ヒロセ通商12.0円、外為どっとコムとDMM FXが11.0円で、松井証券10.0円が最安です。

GMO外貨が10月20日に0.1円上げて単独2位に出た一方、松井証券は11.0円から10.0円へ下げて最安を更新しました。 首位と最安の開きは5.1円、率にして1.51倍で、先週の1.37倍から広がっています。

メキシコと日本の金利差5.25%を想定元本8万4,090円(1万通貨・後述のレート)に当てはめると、理論上の1日あたりは12.10円になります。首位の15.1円は理論値の1.25倍で、12.1円の2社から下の6社は理論値を下回ったままです。

■ リラはGMOクリック証券が26円で首位、GMO外貨とセントラル短資FXが24.6円

リラはGMOクリック証券が26円で首位、GMO外貨とセントラル短資FXが24.6円

GMOクリック証券26.0円が単独首位です。GMO外貨とセントラル短資FXが10月19日に24.5円から24.6円へ上げ、外為どっとコム・ヒロセ通商・みんなのFX・LIGHT FX・松井証券・DMM FXの6社は24.0円で並びました。首位と最安の差は2.0円で、6ペアのなかでいちばん狭い1.08倍です。

金利差が34.75%へ縮んだことで、理論値は1日31.2円から30.02円へ下がりました。首位の26.0円はその0.87倍です。6ペアのなかで首位が理論値を下回っているのはリラだけで、その差は利下げによって先週より縮んでいます。

■ ランドはGMOクリック証券が首位を取り返し、セントラル短資FXとGMO外貨が15.1円で並ぶ

ランドはGMOクリック証券が首位を取り返し、セントラル短資FXとGMO外貨が15.1円で並ぶ

GMOクリック証券が10月23日に14.5円から15.2円へ上げ、首位に戻りました。セントラル短資FXとGMO外貨が15.1円で2位に並び、みんなのFXとLIGHT FXが14.1円、ヒロセ通商とDMM FXが14.0円、外為どっとコム13.0円、松井証券12.0円と続きます。

上位3社が同時に15円台へ入ったのは、この3カ月では10月23日が初めてです。 ただし水準そのものが3カ月の最高というわけではなく、セントラル短資FXは7月末に15.9円、GMO外貨は7月下旬に15.5円を付けています。3カ月の最高値を今週更新したのはGMOクリック証券の15.2円だけです。首位と最安の差は3.2円に開きました。

金利差6.00%から計算した理論値は1日15.54円で、首位の15.2円はその0.98倍です。ランドは理論値にいちばん近い位置まで上がってきたペアになりました。

■ フォリントはGMOクリック証券が1.1円で首位、セントラル短資FXが0.8円で続く

フォリントはGMOクリック証券が1.1円で首位、セントラル短資FXが0.8円で続く

GMOクリック証券1.1円が首位、セントラル短資FX0.8円が2位です。みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコム・ヒロセ通商に加え、10月20日に0.4円から0.5円へ上げた松井証券も0.5円で並びました。最安の0.4円が消え、7社が3つの水準に集まっています。

首位と最安の開きは2.20倍で、6ペアのなかではいちばん大きい差です。理論値は1日0.56円なので、GMOクリック証券の1.1円はその1.97倍、0.5円の5社は0.90倍になります。

■ ズロチはみんなのFX・LIGHT FXが31円で首位、松井証券が24円へ

ズロチはみんなのFX・LIGHT FXが31円で首位、松井証券が24円へ

みんなのFXとLIGHT FXが31.0円で首位、GMOクリック証券30.0円、外為どっとコムとヒロセ通商が28.0円で、松井証券24.0円が最安です。

松井証券が10月20日に23.0円から24.0円へ上げ、3週続けて段階的に戻しています。 10月1日に1.0円まで落ちたあと、23.0円、24.0円と上げてきましたが、9月29日まで続いていた25.0円にはまだ届いていません。ほかの5社は動いていません。

ポーランドと日本の金利差2.50%を想定元本39万8,960円に当てはめた理論値は、1日27.33円です。首位の31.0円は理論値の1.13倍で、松井証券の24.0円は0.88倍になります。

■ コルナはヒロセ通商が5.1円で首位、3社が5.0円で並ぶ

コルナはヒロセ通商が5.1円で首位、3社が5.0円で並ぶ

ヒロセ通商5.1円が首位で、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が5.0円、外為どっとコムが4.0円です。外為どっとコムが10月2日に5.0円から4.0円へ下げて以降、5社とも3週間にわたって水準を動かしていません。

チェコと日本の金利差は2.50%で、コルナ/円の水準は1万通貨あたり7万2,146円(欧州中央銀行の参考相場から出した10月23日のクロスレート)です。理論値は1日4.94円になり、上位4社は理論値とほぼ同じ水準です。

■ ランド・リラ・ズロチの3カ月の推移

ランド・リラ・ズロチの3カ月の推移 ランド・リラ・ズロチの3カ月の推移 ランド・リラ・ズロチの3カ月の推移

上位3社と業界平均(直近1カ月)の4本を引いています。

ランドは、3本の線が週の後半で15円台へ収れんしていく形がはっきり出ています。セントラル短資FXは9月上旬に15円台から14円台へ下げたあと14.3円で止まっていましたが、今週15.1円へ戻しました。GMO外貨の線は9月上旬に12円台まで落ちた谷があり、そこから10月下旬にかけて3円ぶん上げています。業界平均の線も直近1カ月で右肩上がりです。

リラは3カ月を通していちばん値動きの幅が狭いペアです。9社が23円から26円のあいだに収まり続け、10月22日の利下げの前後でも線に段差がありません。 GMOクリック証券の線だけが10月16日に一段上へ抜けた形が続いています。

ズロチは10月1日の段差が目立ちます。みんなのFXとLIGHT FXが75.0円から30.0円へ下げた日で、9月7日に70.0円から30.0円へ下げたGMOクリック証券と同じ水準になりました。その並びは10月16日に解け、上位2社の線が31.0円で水平に伸びています。 松井証券の線は10月1日に1.0円まで落ちたあと、24.0円まで戻しました。

【4】対スイスフランはヒロセ通商が3ペアとも首位、ランドは4社が1.1円差

対スイスフランはヒロセ通商が3ペアとも首位、ランドは4社が1.1円差

対スイスフランはCHF/XXX建てなので、高金利通貨を買う側は売りスワップを読みます。基準日は3ペアとも10月23日(金)です。

CHF/TRYはヒロセ通商1,593.9円が首位で、外為どっとコム1,450.0円、みんなのFX1,428.7円、LIGHT FX1,428.5円と続きます。4社とも週の前半は下げ続け、10月23日に方向が分かれました。 みんなのFXとLIGHT FXは22日の1,375円台から23日に1,428円台へ53円戻し、外為どっとコムも1,432.0円から1,450.0円へ戻しています。ヒロセ通商だけは1,594.4円から1,593.9円へわずかに下げました。4社平均は1,476.12円から1,475.28円でほぼ変わりません。

CHF/ZARはヒロセ通商189.1円、みんなのFXとLIGHT FXが188.9円、外為どっとコム188.0円です。4社が1.1円の幅に収まり、首位と最安の差は1.006倍しかありません。 対円を含めた9ペアのなかで、社による差がいちばん小さいのがこのペアです。4社とも週を通して2~3円下げました。

CHF/MXNはヒロセ通商252.2円が首位、みんなのFXとLIGHT FXが248.8円で、外為どっとコムは210.0円です。4社とも1週間で3~4円下げ、ヒロセ通商・みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコムの4社とも3カ月の最安値に近い水準にあります。外為どっとコムだけが40円ほど低い位置にあり、首位との差は1.20倍です。

【5】資金100万円でいくら受け取れるか

各ペアの最高水準の会社の値で、資金100万円のときのレバレッジ別の受取額を出しました。現在の水準が1年続くと仮定した単純計算で、複利にも再投資にもしていません。レートは松井証券の公表レート(10月24日5時54分の仲値)を使っています。

■ ペソは1倍で年6万5,036円

ペソは1倍で年6万5,036円

GMOクリック証券の15.1円、レート8.409円で計算しています。レバレッジ1倍なら11万8,000通貨・必要証拠金3万9,690円で、1日178円、1年で6万5,036円です。資金に対する年率は6.5%になります。

同じ11万8,000通貨を最安の10.0円で持つと、1年の受取額は4万3,070円です。首位との差は2万1,966円で、先週の1万7,509円から4,457円広がりました。 松井証券が10.0円へ下げたぶんが、そのまま差に出ています。

レバレッジ25倍の行には1年163万円という数字が出ますが、このとき証拠金は99万9,998円と資金のほぼ全額です。わずかな逆行で維持率を割り込むので、この行は現実的な運用の想定ではありません。

■ リラは年率30.1%、金利差は34.75%に縮んだ

リラは年率30.1%、金利差は34.75%に縮んだ

GMOクリック証券の26.0円、レート3.1535円です。レバレッジ1倍で31万7,000通貨・1日824円、1年で30万833円、年率30.1%になります。金利差が35.75%から34.75%へ縮んだ一方で受取額は先週より3,796円増えました。 リラ/円が3.1875円から3.1535円へ下がり、同じ100万円で持てる数量が4,000通貨増えたためです。

■ ランドは1倍で年5万8,254円

ランドは1倍で年5万8,254円

GMOクリック証券の15.2円、レート9.452円です。レバレッジ1倍で10万5,000通貨・1日160円、1年で5万8,254円、年率5.8%になります。先週の5万5,042円から3,212円増えました。 同社が14.5円から15.2円へ上げたぶんと、レートが9.588円から9.452円へ下がって持てる数量が1,000通貨増えたぶんの両方によります。

同じ10万5,000通貨を最安の12.0円で持つと1年4万5,990円で、首位との差は1万2,264円です。

■ ズロチは1倍で年2万8,288円

ズロチは1倍で年2万8,288円

みんなのFXの31.0円、レート39.896円です(LIGHT FXも同じ31.0円です)。レバレッジ1倍で2万5,000通貨・1日78円、1年で2万8,288円、年率2.8%になります。

同じ2万5,000通貨を松井証券の24.0円で持つと1年2万1,900円で、首位との差は6,388円です。松井証券が1.0円上げたことで、先週の7,008円から620円縮みました。

【6】今週のスワップ関連キャンペーン

公式ページで期間・申込の要否・数量上限を確認できたものだけを載せます。3件とも先週から続いています。

■ SBI FXトレード:15%増額は12月1日まで

SBI FXトレード:15%増額は12月1日まで

「高金利3通貨!秋のスワップ15%増額キャンペーン!」は、2026年10月1日(木)6時00分から12月1日(火)6時30分までです。申込制で、対象は南アフリカランド/円・メキシコペソ/円・トルコリラ/円の買いです。期間中に新規約定した建玉が対象で、開始前から持っている建玉は含まれません。

受取スワップポイントの15%相当額が、2026年12月末を目途にFX取引口座へ入金されます。建玉の上限はランドとペソが各1,000万通貨、リラが450万通貨です。「取引画面上のスワップポイント自体が増額されるものではありません」と明記されています。

公式:https://www.sbifxt.co.jp/campaign/swappoint_202610.html

■ 外為どっとコム:リラの最大30%増額は10月31日まで

外為どっとコム:リラの最大30%増額は10月31日まで

「入金額に応じてスワップポイント最大30%増額キャンペーン」の10月分は、2026年9月28日(月)7時00分から10月31日(土)5時55分までです。所定のフォームからのエントリーが必要で、対象は『外貨ネクストネオ』で期間中に新規建てしたトルコリラ/円の買いと、米ドル/トルコリラ・ユーロ/トルコリラの売りです。数量は通貨ペアごとに上限があります。

上乗せ率は期間中の入金純増額で変わり、10万円以上100万円未満で受取スワップ平均値の10%、100万円以上で30%になります。上乗せ分は期間終了後にFXポイント(1ポイント=1円)でまとめて付与されます。残りは1週間です。 11月分にあたるページは10月23日の時点では公開されていません。

公式:https://www.gaitame.com/campaign/increase-swap-2610/

■ 外為どっとコム:ポンドリラをフランリラと同額以上に

外為どっとコム:ポンドリラをフランリラと同額以上に

「ポンドリラ高スワップ宣言!フランリラと同額以上の特別還元キャンペーン」は、2026年9月28日(月)から12月31日(木)付与分までです。公式の概要欄ではエントリーは不要とされ、ポンド/トルコリラの売りポジションを持つだけで適用されます。新規建ての時期も問いません。

ポンド/トルコリラの売りスワップ(付与日数1日あたり)を、スイスフラン/トルコリラの売りスワップと同額以上で付与するという内容です。スイスフラン/トルコリラの付与日数が0日の営業日は対象外と明記されています。今週は同社のスイスフラン/トルコリラが5営業日とも1日付与だったので、対象外の日はありませんでした。

公式:https://www.gaitame.com/campaign/gbptry-2610/

■ 期間の定めがない「一本値」の扱い

期間つきのキャンペーンとは別に、売りと買いのスワップを同額にする「一本値」を続けている社が2社あります。どちらも終了日が決まっていません。

GMOクリック証券は2024年1月10日付与分から、FXネオ取引の全銘柄で一本値を適用しています。10月23日のカレンダーでも、ランドは買い15.2円・売り-15.2円、リラは買い26.0円・売り-26.0円と、受取額と支払額が同額です。

SBI FXトレードは2025年6月2日から南アフリカランド/円で一本値を適用しています。トルコリラ/円の一本値は2026年4月8日付与分で終了したと同社が明記しています。

公式:https://www.click-sec.com/corp/news/info/20240110-01/ / https://www.sbifxt.co.jp/campaign/single_swap.html

【7】スワップを取りにいく前に

今週は相手国の祝日で2ペアが変則でした。 対円6ペアと対スイスフラン3ペアは10月21日(水)に3日分がまとまって付いています。そのうえでフォリント/円だけは10月20日(火)が4日分・22日(木)が0日で、10月23日がハンガリーの1956年革命記念日にあたるためです。コルナ/円は10月23日(金)が2日分で、10月28日のチェコ建国記念日が理由になります。相手国の祝日は、その通貨のペア1本だけに効きます。

来週はペアごとに基準日が割れます。 各社のカレンダーでは、10月30日(金)にランド/円とスイスフラン/メキシコペソの2ペアが0日付与になります。ペソ/円は10月28日(水)が5日分・29日(木)が0日、リラ/円とコルナ/円は10月27日(火)が0日です。同じ週のなかで付与日の並びが3通り以上に分かれるので、対円6ペアを一括では読めません。

カレンダーの金額をそのまま1日分と読むと数倍になります。 水曜に3日分がまとまって付くのが通常で、この記事の数値はすべて付与日数で割ってあります。

売りは支払いになるのが普通です。 対円の高金利通貨ペアは買いが受け取り、売りが支払いで、支払い額は受取額より大きいのが一般的です。外為どっとコムの10月23日は、ランドが買い13円に対して売り-18円、リラが買い24円に対して売り-34円、ズロチが買い28円に対して売り-38円でした。前章の一本値はこの差をなくす扱いにあたります。

為替差損はスワップを簡単に超えます。 ランドを10万通貨持つと想定元本は94万5,200円です。1年で受け取るスワップは最高水準の15.2円でも5万5,480円で、レートが0.5548円下がれば消えます。今週ランド/円は9.588円から9.452円へ0.136円下げました。 1週間の値動きだけで1万3,600円、年間スワップの24.5%にあたる評価損が出た計算になります。今週はスワップが上がった分より、レートが下がった分のほうが大きいペアでした。

単位はペアごとに違います。 GMOクリック証券のペソ・ランド・フォリントは10万通貨単位、ヒロセ通商はリラ・ランド・ズロチが1千通貨、ペソ・コルナが1万通貨、フォリントが10万通貨です。同じ表のなかで単位が分かれる会社があります。

【8】各社の得意ペア

各社の得意ペア

社ごとに、6ペアのうち上位に入るペアを並べました。総合順位は付けていません。 最高水準の会社はペアごとに違うので、1社を選ぶより複数の口座を使い分けるほうが数字には合います。

GMOクリック証券はペソ・リラ・ランド・フォリントの4ペアで最高水準、コルナが2位、ズロチが3位です。今週ランドで首位に戻ったことで、6ペアすべてが3位以内に入りました。 みんなのFXとLIGHT FXはズロチで最高水準、コルナが2位、フォリントが3位です。ヒロセ通商はコルナで最高水準、フォリントが3位になります。

セントラル短資FXはリラ・ランド・フォリントが2位、ペソが3位で、扱う4ペアすべてが上位に入っています。GMO外貨はペソ・リラ・ランドの3ペアがいずれも2位で、扱う3ペアすべてが上位です。外為どっとコムと松井証券はフォリントが3位で、松井証券は先週まで上位3位に入るペアがありませんでした。

DMM FXは今週の上位3位に入るペアがありません。同社が扱うのはペソ・リラ・ランドの3ペアで、いずれも14.0円から24.0円と中位の水準にあります。この図は水準の高さだけを見たもので、会社の優劣ではありません。

■ 今回の対象社

対象は、みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・GMOクリック証券・松井証券・セントラル短資FX・DMM FXの9社です。SBI FXトレード・アイネット証券・トライオートFXの3社は、今回の比較に含めていません。

各社のサイトはこちらです。


■ 広告に関する表示

本記事には、掲載しているFX会社へのアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由で口座開設や取引が行われた場合、シカウチが各社または広告仲介事業者から報酬を受け取ることがあります。ただし、掲載している数値・順位は各社の公表値のみに基づいており、報酬の有無や金額によって順位を変えることはありません。

■ 本記事の性格

本記事は情報提供および広告を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。特定の通貨ペアの保有や特定業者の利用を勧めるものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。本記事で扱うのは金融庁登録の国内業者のみです。

掲載各社の登録番号:みんなのFX・LIGHT FX(トレイダーズ証券)関東財務局長(金商)第123号/外為どっとコム 関東財務局長(金商)第262号/GMO外貨 関東財務局長(金商)第271号/ヒロセ通商 近畿財務局長(金商)第41号/GMOクリック証券 関東財務局長(金商)第77号/松井証券 関東財務局長(金商)第164号/セントラル短資FX 関東財務局長(金商)第278号/DMM FX(DMM.com証券)関東財務局長(金商)第1629号/SBI FXトレード 関東財務局長(金商)第2635号

■ 数値について

スワップポイントは各社が公表した数値をもとに、1万通貨あたり・1日あたりに換算しています。付与日数は毎日1日分とは限らず、記載の水準が将来も継続することを保証するものではありません。掲載後に各社が水準を変更する場合があります。実際の取引条件は各社の公式サイトで必ずご確認ください。

基準日は、対円6ペアと対スイスフラン3ペアとも2026年10月23日(金)の公表値です。付与日数はフォリント/円を除く8ペアが1日、コルナ/円が2日でした。松井証券は23日分の公表が週明けになるため、22日(木)の値で並べています。

平均・最高・最安の集計期間は、対円6ペアは9社とも3カ月です。対スイスフランは外為どっとコム・みんなのFX・LIGHT FXが3カ月、ヒロセ通商が2カ月になります。

■ リスクについて

店頭外国為替証拠金取引は、少額の証拠金で大きな取引を行うため、為替相場の変動により預託した証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。売りポジションではスワップポイントの支払いが生じ、買いポジションでも金利情勢の変化により支払いに転じることがあります。


本配信はシカウチ(雑誌『外国為替』編集長)が個人として行っています。

ABOUT ME
シカウチ
FX雑誌「外国為替」の編集長。FX攻略.comの副編集長として11年間、取材・執筆・編集に携わったのちに独立。トレーダーとして、自動売買中心にFXの運用を行う。
FXTF口座開設+1トレでbasic510プレゼント!


FX雑誌「外国為替」編集長のシカウチが開発したゴトー日EA、basic510を無料ゲットできるチャンス!

上のリンクからFXTFの口座を開設し、MT4で1回トレードをすれば、もれなくbasic510をプレゼント中です!

キャンペーンの詳しい流れは、FXTF口座開設でゴトー日EA「basic510」を無料ゲットする方法で詳しく解説しています!