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メキシコペソで6社が水準を下げ、9社平均は13.49円から12.50円へちょうど1円下がりました。みんなのFX・LIGHT FX・ヒロセ通商は10月7日に2.0円の引き下げです。引き上げたのはGMOクリック証券の15.1円だけで、最安との差は3.0円から4.1円に広がりました。国内9社の公表値を1万通貨あたり・1日に揃えて並べています。

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この記事の内容

【1】ペソはGMOクリック証券だけが上げ、6社が下げて差は4.1円に

対円6ペアで10月5日から9日に値を動かしたのは、9社のうち8社です。動きはペソに集中しました。

  • みんなのFX・LIGHT FX ペソ14.1円 → 12.1円、フォリント0.6円 → 0.5円(ともに10月7日)
  • ヒロセ通商 ペソ14.0円 → 12.0円(10月7日)
  • 外為どっとコム ペソ12.0円 → 11.0円(10月6日)、リラ24.0円 → 23.0円、ズロチ25.0円 → 24.0円(ともに10月7日)
  • 松井証券 ペソ12.0円 → 11.0円、フォリント0.5円 → 0.4円、ズロチ15.0円 → 21.0円(いずれも10月6日)
  • DMM FX ペソ12.0円 → 11.0円(10月6日)
  • GMO外貨 ランド13.5円 → 13.1円(10月5日)
  • GMOクリック証券 ペソ15.0円 → 15.1円(10月8日)

ペソは9社のうち6社が下げ、上げたのはGMOクリック証券だけです。9社平均は13.49円から12.50円へ、ちょうど1円下がりました。 下げ幅が大きいのはみんなのFX・LIGHT FX・ヒロセ通商の3社で、いずれも10月7日に2.0円です。水準を動かさなかったのはGMO外貨とセントラル短資FXの2社で、この2社が14.1円で2位に並びました。

ズロチでは松井証券が戻しました。10月1日の1.0円(年率0.10%)から、10月2日に15.0円、10月6日に21.0円です。9月29日まで続いていた25.0円には届いていません。同社からの水準変更の告知は、10月10日時点で出ていません。

リラとコルナとランドは、首位の水準が先週から変わっていません。

【2】トルコの物価は29.73%に下がり、22日の会合が近い

トルコの物価は29.73%に下がり、22日の会合が近い

政策金利は10月9日時点で次のとおりです。

  • 日本銀行 1.25%(次回10月30日)
  • トルコ中銀 37.00%(次回10月22日)
  • 南アフリカ準備銀行 7.25%(次回11月19日)
  • メキシコ銀行 6.50%(次回11月5日)
  • ハンガリー国立銀行 5.50%(次回10月20日)
  • ポーランド国立銀行 3.75%(次回11月4日)
  • チェコ国立銀行 3.75%(次回11月5日)
  • スイス国立銀行 0.00%(次回12月10日)

対円の金利差は、リラ35.75%、ランド6.00%、ペソ5.25%、フォリント4.25%、ズロチとコルナが2.50%です。10月5日から9日の週に会合を開いた中銀はなく、金利差は6ペアとも先週と同じです。

■ 各中銀の現在地

日本銀行は9月18日の会合で1.00%から1.25%へ引き上げました。賛成7・反対2の多数決で、追加の引き上げも排除していません。次回は10月30日です。

トルコ中銀は5会合続けて37.00%に据え置いており、直近の引き下げは1月22日です。10月5日に発表された9月の消費者物価は前年同月比29.73%で、8月の31.51%から下がり、市場予想の30.30%も下回りました(外為どっとコムの経済指標カレンダー)。次回の会合は10月22日で、8中銀のなかでは20日のハンガリーに次いで近い日程です。

ハンガリー国立銀行は8月25日に5.75%から5.50%へ下げたあと据え置き、物価目標2.5%への収束を掲げています。次回は10月20日です。

南アフリカ準備銀行は9月23日に7.00%から7.25%へ引き上げ、5月に続く年内2度目の利上げになりました。同行は物価への警戒を続けています。次回は11月19日です。

メキシコ銀行は5月7日の引き下げを最後に3会合連続の据え置きで、次回は11月5日です。ポーランド国立銀行は3月4日の引き下げ以降3.75%を保っており、10月の会合でも据え置きました。次回は11月4日です。チェコ国立銀行は6月18日に3.50%から3.75%へ引き上げたあと、2会合続けて据え置いています。次回は11月5日です。スイス国立銀行は9月24日に0.00%を据え置き、次回は12月10日です。

■ 金利差を動かしている力

円側は利上げ局面にあるので、どの対円ペアも円のほうから金利差を縮める力がかかっています。そのうえで相手国側の向きがペアごとに違います。

ランドは相手国も利上げ局面で、両国とも引き締め側を向いています。コルナは相手国がタカ派寄りの据え置きです。リラとフォリントは相手国が利下げ寄りの据え置きなので、金利差は両側から縮む向きです。ペソとズロチは相手国が中立の据え置きで、動いているのは円側だけになります。

10月の残りの会合は、20日のハンガリー、22日のトルコ、30日の日本です。

【3】ペア別の口座ランキング

6ペアを1万通貨あたり・1日・買いスワップに揃えました。平均・最高・最安を出す期間は会社ごとに違うので、図では社名の右に対象期間を示しています。3カ月ぶん並ぶのは外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・松井証券・セントラル短資FXの5社で、残る4社は2カ月です。期間が短い社はレンジが狭く出ます。

基準日は6ペアとも10月8日(木)です。10月9日(金)は付与日数が0日だったため、その手前の公表日を使っています。

■ ペソはGMOクリック証券が単独首位、GMO外貨とセントラル短資FXが14.1円で続く

ペソはGMOクリック証券が単独首位、GMO外貨とセントラル短資FXが14.1円で続く

GMOクリック証券が10月8日に15.0円から15.1円へ上げ、単独首位です。14.1円のGMO外貨とセントラル短資FXが2位に並び、みんなのFX・LIGHT FXが12.1円、ヒロセ通商12.0円と続きます。最安は11.0円(外為どっとコム・松井証券・DMM FX)です。首位と最安の差は先週の3.0円から4.1円に広がり、率にして1.37倍になりました。

メキシコと日本の金利差5.25%を想定元本8万5,940円(1万通貨・後述のレート)に当てはめると、理論上の1日あたりは12.4円です。首位の15.1円は理論値の1.22倍ですが、12.1円まで下げた4社と、11.0円の3社は理論値を下回りました。

■ リラはGMOクリック証券が首位、GMO外貨とセントラル短資FXが24.5円で続く

リラはGMOクリック証券が首位、GMO外貨とセントラル短資FXが24.5円で続く

GMOクリック証券25.0円が首位で、GMO外貨とセントラル短資FXが24.5円、みんなのFX・LIGHT FXが24.1円、ヒロセ通商と松井証券が24.0円です。外為どっとコムは10月7日に24.0円から23.0円へ下げ、DMM FXと並んで最安になりました。首位との差は2.0円です。

金利差35.75%から計算した理論値は1日31.4円で、首位の25.0円はその0.80倍です。6ペアのなかで、理論値をいちばん大きく下回っています。

■ ランドはGMOクリック証券にセントラル短資FXが続く

ランドはGMOクリック証券にセントラル短資FXが続く

GMOクリック証券14.5円が首位、セントラル短資FX14.3円、みんなのFX・LIGHT FXが14.1円、ヒロセ通商14.0円と続きます。GMO外貨は10月5日に13.5円から13.1円へ下げ、下から4番目になりました。最安は13.0円(外為どっとコム・松井証券・DMM FX)です。

上位5社が0.5円の幅に収まり、6ペアのなかでいちばん横並びです。 首位と最安の差は1.5円で、先週と変わりません。理論値は1日15.8円なので、9社とも理論値より低い水準にあります。

■ フォリントはGMOクリック証券が1.2円で首位、セントラル短資FXが0.8円で続く

フォリントはGMOクリック証券が1.2円で首位、セントラル短資FXが0.8円で続く

GMOクリック証券1.2円が単独首位で、セントラル短資FXが0.8円です。みんなのFXとLIGHT FXは10月7日に0.6円から0.5円へ下げ、外為どっとコム・ヒロセ通商と同じ0.5円に並びました。松井証券は10月6日に0.5円から0.4円へ下げて最安です。

首位と最安の開きは3.0倍で、6ペアのなかでいちばん大きい差です。 理論値は1日0.57円なので、GMOクリック証券の1.2円はその2.1倍、松井証券の0.4円は0.71倍になります。

■ ズロチは3社が30円で並び、松井証券が21円まで戻す

ズロチは3社が30円で並び、松井証券が21円まで戻す

みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券の3社が30.0円で首位に並びます。ヒロセ通商28.0円、外為どっとコム24.0円(10月7日に25.0円から引き下げ)、松井証券21.0円と続きます。

松井証券は10月1日の1.0円から、10月2日に15.0円、10月6日に21.0円へ戻しました。先週この欄で最安だった1.0円は1営業日だけの水準でした。 それでも9月29日まで続いていた25.0円には戻っていません。

ポーランドと日本の金利差2.50%を想定元本40万4,220円に当てはめた理論値は、1日27.7円です。首位の30.0円は理論値の1.08倍、松井証券の21.0円は0.76倍になります。

■ コルナはヒロセ通商が首位、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が0.1円差で続く

コルナはヒロセ通商が首位、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が0.1円差で続く

ヒロセ通商5.1円が首位で、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が5.0円、外為どっとコムが4.0円です。5社とも今週は水準を動かしていません。

チェコと日本の金利差は2.50%で、コルナ/円の水準は1万通貨あたり7万2,773円(欧州中央銀行の参考相場から出した10月9日のクロスレート)です。理論値は1日4.98円になり、上位4社はほぼ理論どおりの水準です。

■ ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移

ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移 ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移 ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移

今週動いた3ペアの推移です。上位3社と業界平均(直近1カ月)の4本を引いています。

ペソは業界平均の線が10月に入って段差で下がっています。GMOクリック証券は9月上旬に14円台から15円台へ上げたあと高い位置を保ち、GMO外貨は9月末に15.1円から14.1円へ戻しました。セントラル短資FXは8月下旬から14.1円で動いていません。上位3社が横ばいのまま平均だけが下がったのは、4位以下の6社がそろって下げたためです。

ランドは、GMOクリック証券が13.0円から14.5円へ上げてきた線と、セントラル短資FXが15.9円から14.3円へ下げてきた線が、0.2円差まで近づいたところで並んでいます。

ズロチは10月1日の段差が目立ちます。みんなのFXとLIGHT FXが75.0円から30.0円へ下げた日で、9月7日に70.0円から30.0円へ下げたGMOクリック証券と同じ水準になりました。松井証券の線は10月1日に1.0円まで落ちたあと、2営業日で21.0円へ戻っています。

【4】対スイスフランはリラで外為どっとコムが首位に、ヒロセ通商が2位へ

対スイスフランはリラで外為どっとコムが首位に、ヒロセ通商が2位へ

対スイスフランはCHF/XXX建てなので、高金利通貨を買う側は売りスワップを読みます。基準日はCHF/TRYとCHF/ZARが10月9日(金)、CHF/MXNは10月8日(木)です。

CHF/TRYは外為どっとコム1,538.0円が首位で、ヒロセ通商1,410.2円、みんなのFX1,406.1円、LIGHT FX1,405.8円と続きます。順位が入れ替わったのは、ヒロセ通商が1週間で202.7円下げたためです。 同社は10月6日に1,616.1円から1,548.7円、10月7日に1,409.2円と2段階で下げました。首位の外為どっとコムも68.0円下げており、水準としては2カ月の最安値です。みんなのFXとLIGHT FXは10円前後の小幅な上げでした。

CHF/ZARはみんなのFX・LIGHT FX・ヒロセ通商が191.7円で並び、外為どっとコムが191.0円です。4社とも先週より2円ほど上げ、0.7円の幅に収まっています。

CHF/MXNはヒロセ通商260.5円が首位、みんなのFX・LIGHT FXが256.8円で、外為どっとコムは217.0円です。この3ペアのなかではCHF/MXNだけが、4社ともほぼ先週と同じ水準でした。

【5】資金100万円でいくら受け取れるか

各ペアの最高水準の会社の値で、資金100万円のときのレバレッジ別の受取額を出しました。現在の水準が1年続くと仮定した単純計算で、複利にも再投資にもしていません。レートは松井証券の公表レート(10月10日5時54分の仲値)を使っています。

■ ペソは1倍で年6万3,933円

ペソは1倍で年6万3,933円

GMOクリック証券の15.1円、レート8.594円で計算しています。レバレッジ1倍なら11万6,000通貨・必要証拠金3万9,876円で、1日175円、1年で6万3,933円です。資金に対する年率は6.4%になります。

同じ100万円でも、ペソを11万6,000通貨持てる社はGMOクリック証券だけではありません。最安の11.0円で同じ数量を持つと、1年の受取額は4万6,574円で、首位との差は1万7,359円になります。

レバレッジ25倍の行には1年160万円という数字が出ますが、このとき証拠金は99万9,998円と資金のほぼ全額です。わずかな逆行で維持率を割り込むので、この行は現実的な運用の想定ではありません。

■ リラは年率28.4%だが金利差は35.75%ある

リラは年率28.4%だが金利差は35.75%ある

GMOクリック証券の25.0円、レート3.2075円です。レバレッジ1倍で31万1,000通貨・1日778円、1年で28万3,788円、年率28.4%になります。金利差35.75%に対して受け取れているのは8割です。

■ ランドは1倍で年5万5,042円

ランドは1倍で年5万5,042円

GMOクリック証券の14.5円、レート9.589円です。レバレッジ1倍で10万4,000通貨・1日151円、1年で5万5,042円、年率5.5%です。先週より年間の受取額が529円減っているのは、ランド/円が9.478円から9.589円へ上がり、同じ100万円で持てる数量が1,000通貨減ったためです。

■ ズロチは1倍で年2万6,280円

ズロチは1倍で年2万6,280円

30.0円、レート40.422円です(図はみんなのFXの値で計算していますが、LIGHT FX・GMOクリック証券も同じ30.0円です)。レバレッジ1倍で2万4,000通貨・1日72円、1年で2万6,280円、年率2.6%になります。

同じ数量を松井証券の21.0円で持つと1年1万8,396円で、首位との差は7,884円です。

【6】今週のスワップ関連キャンペーン

公式ページで期間・申込の要否・数量上限を確認できたものだけを載せます。3件とも先週から継続しています。

■ SBI FXトレード:15%増額は12月1日まで

SBI FXトレード:15%増額は12月1日まで

「高金利3通貨!秋のスワップ15%増額キャンペーン!」は、2026年10月1日(木)6時00分から12月1日(火)6時30分までです。申込制で、対象は南アフリカランド/円・メキシコペソ/円・トルコリラ/円の買いです。期間中に新規約定した建玉が対象で、開始前から持っている建玉は含まれません。

受取スワップポイントの15%相当額が、2026年12月末を目途にFX取引口座へ入金されます。建玉の上限はランドとペソが各1,000万通貨、リラが450万通貨です。「取引画面上のスワップポイント自体が増額されるものではありません」と明記されています。

公式:https://www.sbifxt.co.jp/campaign/swappoint_202610.html

■ 外為どっとコム:リラの最大30%増額は10月31日まで

外為どっとコム:リラの最大30%増額は10月31日まで

「入金額に応じてスワップポイント最大30%増額キャンペーン」の10月分は、2026年9月28日(月)7時00分から10月31日(土)5時55分までです。所定のフォームからのエントリーが必要で、対象は『外貨ネクストネオ』で期間中に新規建てしたトルコリラ/円の買いと、米ドル/トルコリラ・ユーロ/トルコリラの売りです。数量は通貨ペアごとに上限があります。

上乗せ率は期間中の入金純増額で変わり、10万円以上100万円未満で受取スワップ平均値の10%、100万円以上で30%になります。上乗せ分は期間終了後にFXポイント(1ポイント=1円)でまとめて付与されます。残りは3週間です。

公式:https://www.gaitame.com/campaign/increase-swap-2610/

■ 外為どっとコム:ポンドリラをフランリラと同額以上に

外為どっとコム:ポンドリラをフランリラと同額以上に

「ポンドリラ高スワップ宣言!フランリラと同額以上の特別還元キャンペーン」は、2026年9月28日(月)から12月31日(木)付与分までです。エントリーは不要で、ポンド/トルコリラの売りポジションを持つだけで適用されます。新規建ての時期も問いません。

ポンド/トルコリラの売りスワップ(付与日数1日あたり)を、スイスフラン/トルコリラの売りスワップと同額以上で付与するという内容です。スイスフラン/トルコリラの付与日数が0日の営業日は対象外と明記されています。同社のスイスフラン/トルコリラは10月8日が0日付与だったので、この日は対象外にあたります。

公式:https://www.gaitame.com/campaign/gbptry-2610/

■ 今週のスワップ対象キャンペーンがなかった社

みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券・GMO外貨・松井証券・セントラル短資FX・DMM FX・ヒロセ通商のキャンペーン一覧には、10月10日時点で、期間が設定されたスワップ増額の案内は載っていません。

【7】スワップを取りにいく前に

先週予告したとおり、今週は金曜が0日付与でした。 対円6ペアは10月7日(水)に4日分がまとめて付き、10月8日(木)が1日、10月9日(金)は0日です。10月12日(月)がスポーツの日で、円側の受渡日が1日飛びました。9社のカレンダーは、この並びで一致しています。

対スイスフランは飛ぶ日がペアごとに違いました。 CHF/TRYとCHF/ZARは10月8日(木)が0日で10月9日(金)が1日、CHF/MXNは逆に10月8日が1日で10月9日が0日です。同じカレンダーに並んでいても、付与日の決まり方は通貨の組み合わせで変わります。

来週はフォリントだけが変則です。 外為どっとコムのカレンダーでは、対円6ペアは10月14日(水)に3日分が付き、10月16日(金)は通常の1日です。ただしフォリント/円だけは10月20日(火)に4日分が付き、10月22日(木)が0日になります。10月23日がハンガリーの祝日にあたるためです。

カレンダーの金額をそのまま1日分と読むと数倍になります。 水曜に3日分がまとめて付くのが通常で、今週は4日分でした。この記事の数値はすべて付与日数で割ってあります。

売りは支払いになります。 対円の高金利通貨ペアは買いが受け取り、売りが支払いです。支払い額は受取額より大きいのが普通で、外為どっとコムの10月8日は、ペソが買い11円に対して売り-16円、リラが買い23円に対して売り-33円、ズロチが買い24円に対して売り-34円でした。

為替差損はスワップを簡単に超えます。 ペソを10万通貨持つと想定元本は85万9,400円です。1年で受け取るスワップは最高水準の15.1円でも5万5,115円で、レートが0.551円下がれば消えます。今週ペソ/円は8.691円から8.594円へ0.097円下げました。 1週間の値動きだけで、年間スワップの17.6%にあたる評価損が出た計算になります。

単位はペアごとに違います。 GMOクリック証券のペソ・ランド・フォリントは10万通貨単位、ヒロセ通商はリラ・ランド・ズロチが1千通貨、ペソ・コルナが1万通貨、フォリントが10万通貨です。同じ表のなかで単位が分かれる会社があります。

【8】各社の得意ペア

各社の得意ペア

社ごとに、6ペアのうち上位に入るペアを並べました。総合順位は付けていません。 最高水準の会社はペアごとに違うので、1社を選ぶより複数の口座を使い分けるほうが数字には合います。

GMOクリック証券はペソ・リラ・ランド・フォリント・ズロチの5ペアで最高水準、コルナが2位です。みんなのFXとLIGHT FXはズロチで最高水準に並び、コルナが2位、ランドとフォリントが3位です。ペソを2.0円下げたことで、先週まで2位だったペソが上位から外れました。

ヒロセ通商はコルナで最高水準、フォリントが3位です。セントラル短資FXはペソ・リラ・ランド・フォリントがいずれも2位で、扱う4ペアすべてが上位に入っています。GMO外貨はペソとリラが2位で、扱うのは3ペアです。外為どっとコムはフォリントが3位です。

松井証券とDMM FXは、今号の上位3位に入るペアがありません。松井証券は5ペア、DMM FXは3ペアを扱っています。この図は水準の高さだけを見たもので、会社の優劣ではありません。

■ 今回の対象社

対象は、みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・GMOクリック証券・松井証券・セントラル短資FX・DMM FXの9社です。SBI FXトレード・アイネット証券・トライオートFXの3社は、今号の比較に含めていません。


■ 広告に関する表示

本記事には、掲載しているFX会社へのアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由で口座開設や取引が行われた場合、シカウチが各社または広告仲介事業者から報酬を受け取ることがあります。ただし、掲載している数値・順位は各社の公表値のみに基づいており、報酬の有無や金額によって順位を変えることはありません。

■ 本記事の性格

本記事は情報提供および広告を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。特定の通貨ペアの保有や特定業者の利用を勧めるものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。本記事で扱うのは金融庁登録の国内業者のみです。

掲載各社の登録番号:みんなのFX・LIGHT FX(トレイダーズ証券)関東財務局長(金商)第123号/外為どっとコム 関東財務局長(金商)第262号/GMO外貨 関東財務局長(金商)第271号/ヒロセ通商 近畿財務局長(金商)第41号/GMOクリック証券 関東財務局長(金商)第77号/松井証券 関東財務局長(金商)第164号/セントラル短資FX 関東財務局長(金商)第278号/DMM FX(DMM.com証券)関東財務局長(金商)第1629号/SBI FXトレード 関東財務局長(金商)第2635号

■ 数値について

スワップポイントは各社が公表した数値をもとに、1万通貨あたり・1日あたりに換算しています。付与日数は毎日1日分とは限らず、記載の水準が将来も継続することを保証するものではありません。掲載後に各社が水準を変更する場合があります。実際の取引条件は各社の公式サイトで必ずご確認ください。

基準日は、対円6ペアとスイスフラン/メキシコペソが2026年10月8日(木)、スイスフラン/トルコリラとスイスフラン/南アフリカランドが2026年10月9日(金)の公表値です。10月9日は対円6ペアの付与日数が0日だったため、その手前の公表日を使っています。

平均・最高・最安の集計期間は会社ごとに異なり、外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・松井証券・セントラル短資FXが3カ月、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券・DMM FXが2カ月です。対スイスフランは4社とも2カ月です。

■ リスクについて

店頭外国為替証拠金取引は、少額の証拠金で大きな取引を行うため、為替相場の変動により預託した証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。売りポジションではスワップポイントの支払いが生じ、買いポジションでも金利情勢の変化により支払いに転じることがあります。


本配信はシカウチ(雑誌『外国為替』編集長)が個人として行っています。

ABOUT ME
シカウチ
FX雑誌「外国為替」の編集長。FX攻略.comの副編集長として11年間、取材・執筆・編集に携わったのちに独立。トレーダーとして、自動売買中心にFXの運用を行う。
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