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みんなのFXとLIGHT FXのポーランドズロチが、増量期間の明けた10月1日に75.0円から30.0円へ下がりました。ペソでは4社が水準を引き下げ、GMOクリック証券が6ペアのうち5ペアで最高水準に並んでいます。国内9社の公表値を1万通貨あたり・1日に揃えて並べました。

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この記事の内容

【1】ズロチはみんなのFX・LIGHT FXが30円に下げ、GMOクリック証券と並んだ

月の変わり目をはさんで、7社が水準を動かしました。

  • みんなのFX・LIGHT FX ズロチ75.0円 → 30.0円(10月1日)
  • 松井証券 ズロチ25.0円 → 5.0円(9月30日)→ 1.0円(10月1日)、ペソ13.0円 → 12.0円、ランド12.0円 → 13.0円(ともに9月29日)
  • GMO外貨 ペソ15.1円 → 14.1円(9月30日)、リラ25.1円 → 24.5円(9月30日)、ランド14.1円 → 13.5円(10月2日)
  • 外為どっとコム ペソ13.0円 → 12.0円、ランド12.0円 → 13.0円(ともに9月28日)、ズロチ28.0円 → 25.0円、コルナ5.0円 → 4.0円(ともに10月2日)
  • DMM FX ペソ13.0円 → 12.0円、ランド12.0円 → 13.0円(ともに9月28日)、リラ24.0円 → 23.0円(9月30日)
  • GMOクリック証券 フォリント1.1円 → 1.2円(9月28日)
  • LIGHT FX フォリント0.7円 → 0.6円(9月30日)

いちばん大きく動いたのはズロチです。みんなのFXとLIGHT FXは7月16日から75.0円を続けてきましたが、告知していた期限の9月30日を過ぎ、10月1日の公表値から30.0円になりました。9月7日に70.0円から30.0円へ下げていたGMOクリック証券と、同じ水準で並んでいます。

松井証券のズロチは、9月29日まで25.0円でした。9月30日は3日分で15円(1日あたり5.0円)、10月1日は1.0円です。2日で25.0円から1.0円になりました。

ペソとランドでは、外為どっとコム・DMM FX・松井証券の3社がそろって同じ動きをしました。ペソを1.0円下げ、ランドを1.0円上げています。 GMO外貨もペソを1.0円下げたので、先週15.1円で首位だった同社は14.1円のグループに入りました。

【2】8中銀とも動かず、次は10月7日のポーランド

8中銀とも動かず、次は10月7日のポーランド

政策金利は10月2日時点で次のとおりです。

  • 日本銀行 1.25%(次回10月30日)
  • トルコ中銀 37.00%(次回10月22日)
  • 南アフリカ準備銀行 7.25%(次回11月19日)
  • メキシコ銀行 6.50%(次回11月5日)
  • ハンガリー国立銀行 5.50%(次回10月20日)
  • ポーランド国立銀行 3.75%(次回10月7日)
  • チェコ国立銀行 3.75%(次回11月5日)
  • スイス国立銀行 0.00%(次回12月10日)

対円の金利差は、リラ35.75%、ランド6.00%、ペソ5.25%、フォリント4.25%、ズロチとコルナが2.50%です。9月28日から10月2日の週に会合を開いた中銀はなく、金利差は6ペアとも先週と同じです。

■ 各中銀の現在地

日本銀行は9月18日の会合で1.00%から1.25%へ引き上げました。賛成7・反対2の多数決で、追加の引き上げも排除していません。次回は10月30日です。

南アフリカ準備銀行は9月23日に7.00%から7.25%へ引き上げ、5月に続く年内2度目の利上げになりました。同行は物価への警戒を続けています。次回は11月19日です。

トルコ中銀は5会合続けて37.00%に据え置いています。直近の引き下げは1月22日で、次回は10月22日です。ハンガリー国立銀行は8月25日に5.75%から5.50%へ下げたあと据え置き、物価目標2.5%への収束を掲げています。次回は10月20日です。

メキシコ銀行は5月7日の引き下げを最後に3会合連続の据え置きで、次回は11月5日です。チェコ国立銀行は6月18日に3.50%から3.75%へ引き上げたあと、2会合続けて据え置いています。次回は11月5日です。スイス国立銀行は9月24日に0.00%を据え置きました。次回は12月10日です。

ポーランド国立銀行は3月4日の引き下げ以降、3.75%で据え置いています。次回は10月7日で、対象8中銀のなかでいちばん近い日程です。外為どっとコムの経済指標カレンダーに載っている市場予想は、3.75%での据え置きです。

■ 金利差を動かしている力

円側は利上げ局面にあるので、どの対円ペアも円のほうから金利差を縮める力がかかっています。そのうえで相手国側の向きがペアごとに違います。

ランドは相手国も利上げ局面で、両国とも引き締め側を向いています。コルナは相手国がタカ派寄りの据え置きです。リラとフォリントは相手国が利下げ寄りの据え置きなので、金利差は両側から縮む向きです。ペソとズロチは相手国が中立の据え置きで、動いているのは円側だけになります。

10月の会合は、7日のポーランド、20日のハンガリー、22日のトルコ、30日の日本と続きます。

【3】ペア別の口座ランキング

6ペアを1万通貨あたり・1日・買いスワップに揃えました。平均・最高・最安を出す期間は会社ごとに違うので、図では社名の右に対象期間を示しています。3カ月ぶん並ぶのは外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・松井証券・セントラル短資FXの5社で、残る4社は2カ月です。期間が短い社はレンジが狭く出ます。

基準日は6ペアとも10月2日(金)です。松井証券のみ、10月1日(木)の公表値を使っています。

■ ペソはGMOクリック証券が単独首位、GMO外貨など4社が14.1円で続く

ペソはGMOクリック証券が単独首位、GMO外貨など4社が14.1円で続く

GMOクリック証券の15.0円が首位です。先週15.1円で首位だったGMO外貨は9月30日に14.1円へ下げ、みんなのFX・LIGHT FX・セントラル短資FXと同じ水準になりました。ヒロセ通商が14.0円、最安は12.0円(外為どっとコム・DMM FX・松井証券)です。首位との差は3.0円、率にして1.25倍で、先週の2.1円から広がりました。

メキシコと日本の金利差5.25%を想定元本8万6,910円(1万通貨・後述のレート)に当てはめると、理論上の1日あたりは12.5円です。首位の15.0円は理論値の1.2倍、最安の12.0円は理論値を下回りました。

■ リラはGMOクリック証券が首位、GMO外貨とセントラル短資FXが24.5円で続く

リラはGMOクリック証券が首位、GMO外貨とセントラル短資FXが24.5円で続く

GMOクリック証券25.0円が首位で、GMO外貨とセントラル短資FXが24.5円、みんなのFX・LIGHT FXが24.1円、外為どっとコム・ヒロセ通商・松井証券が24.0円です。DMM FXは9月30日に24.0円から23.0円へ下げ、最安になりました。首位との差は2.0円です。

GMO外貨は9月30日に24.5円、10月1日に24.1円、10月2日に24.5円と、3日続けて数値が変わっています。金利差35.75%から計算した理論値は1日31.4円で、首位の25.0円はその8割です。6ペアのなかで、理論値をいちばん大きく下回っています。

■ ランドはGMOクリック証券にセントラル短資FXが続く

ランドはGMOクリック証券にセントラル短資FXが続く

GMOクリック証券14.5円が首位、セントラル短資FX14.3円、みんなのFX・LIGHT FXが14.1円、ヒロセ通商14.0円、GMO外貨13.5円と続きます。最安は13.0円(外為どっとコム・松井証券・DMM FX)です。

最安の3社が12.0円から13.0円へ上げたので、首位との差は先週の2.5円から1.5円に縮まりました。 松井証券の13.0円は、同社の3カ月の最高値です。理論値は1日15.6円で、9社とも理論値より低い水準にあります。

■ フォリントはGMOクリック証券が1.2円に上げ、セントラル短資FXが続く

フォリントはGMOクリック証券が1.2円に上げ、セントラル短資FXが続く

GMOクリック証券は9月28日に1.1円から1.2円へ上げ、単独首位のままです。セントラル短資FX0.8円、みんなのFX・LIGHT FXが0.6円と続き、最安は0.5円(外為どっとコム・ヒロセ通商・松井証券)です。首位と最安の開きは2.4倍になりました。

LIGHT FXは9月30日に0.7円から0.6円へ下げ、みんなのFXと同じ水準になっています。理論値は1日0.56円なので、GMOクリック証券の1.2円はその2.1倍です。

■ ズロチはみんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が30円で並ぶ

ズロチはみんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が30円で並ぶ

みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券の3社が30.0円で首位に並び、ヒロセ通商28.0円、外為どっとコム25.0円、松井証券1.0円と続きます。外為どっとコムは10月2日に28.0円から25.0円へ下げました。

ポーランドと日本の金利差2.50%を想定元本40万5,030円に当てはめた理論値は、1日27.7円です。先週の75.0円は理論値の2.7倍でしたが、30.0円は1.08倍です。上位5社が理論値の前後3円以内に集まり、松井証券だけが離れています。

図の平均・最高は過去2~3カ月の値なので、みんなのFXとLIGHT FXの平均72.6円には75.0円の期間が含まれています。

■ コルナはヒロセ通商が首位、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が0.1円差で続く

コルナはヒロセ通商が首位、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が0.1円差で続く

ヒロセ通商5.1円が首位で、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券が5.0円です。外為どっとコムは10月2日に5.0円から4.0円へ下げました。先週は金曜の付与日数が0日でしたが、今週は10月2日(金)も通常の1日付与です。

チェコと日本の金利差は2.50%で、コルナ/円の水準は1万通貨あたり7万2,329円(欧州中央銀行の参考相場から出した10月2日のクロスレート)です。理論値は1日4.95円になり、上位4社はほぼ理論どおりの水準です。

■ ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移

ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移 ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移 ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移

今週動いた3ペアの推移です。上位3社と業界平均(直近1カ月)の4本を引いています。

ペソは、GMOクリック証券が9月上旬に14円台から15円台へ上げ、9月25日からは15.0円です。同じ時期に15.1円まで上げていたGMO外貨は、9月30日に14.1円へ戻りました。

ランドは向きが逆の2本が近づいています。GMOクリック証券が13.0円から14.5円へ上げてきたのに対し、セントラル短資FXは15.9円から14.3円へ下げてきました。いまの差は0.2円です。

ズロチには段差が2つあります。GMOクリック証券が70.0円から30.0円へ下げた9月7日と、みんなのFX・LIGHT FXが75.0円から30.0円へ下げた10月1日です。8月には70円台が3社ありましたが、いまは1社もありません。

【4】対スイスフランは3ペアともヒロセ通商が首位、リラは外為どっとコムが続く

対スイスフランは3ペアともヒロセ通商が首位、リラは外為どっとコムが続く

対スイスフランはCHF/XXX建てなので、高金利通貨を買う側は売りスワップを読みます。基準日は10月2日(金)です。

CHF/TRYはヒロセ通商1,612.9円が首位、外為どっとコム1,606.0円、みんなのFX・LIGHT FXが1,395.9円です。ヒロセ通商は9月28日と29日に1,733円前後まで上げましたが、30日には1,610円台へ戻りました。先週の基準日と比べると、ヒロセ通商が11.9円下げ、外為どっとコムは1.0円、みんなのFX・LIGHT FXは1.3円上げています。

CHF/ZARはヒロセ通商189.6円、みんなのFX・LIGHT FXが189.4円、外為どっとコム189.0円と、4社が0.6円の幅に収まっています。4社とも先週より3円から4円下げました。

CHF/MXNはヒロセ通商260.7円が首位、みんなのFX・LIGHT FXが257.2円で、外為どっとコムは217.0円です。こちらも4社そろって5円から6円下げています。対円のペソで4社が水準を下げたのと同じ週の動きです。

【5】資金100万円でいくら受け取れるか

各ペアの最高水準の会社の値で、資金100万円のときのレバレッジ別の受取額を出しました。現在の水準が1年続くと仮定した単純計算で、複利にも再投資にもしていません。レートは松井証券の公表レート(10月3日5時54分の仲値)を使っています。

■ ペソは1倍で年6万2,962円

ペソは1倍で年6万2,962円

GMOクリック証券の15.0円、レート8.691円で計算しています。レバレッジ1倍なら11万5,000通貨・必要証拠金3万9,979円で、1日172円、1年で6万2,962円です。資金に対する年率は6.3%になります。

先週より年間の受取額が増えているのは、ペソ/円が8.899円から8.691円へ下がり、同じ100万円で持てる数量が3,000通貨増えたためです。スワップの水準は15.1円から15.0円へ下がっています。

レバレッジ25倍の行には1年157万円という数字が出ますが、このとき証拠金は99万9,813円と資金のほぼ全額です。わずかな逆行で維持率を割り込むので、この行は現実的な運用の想定ではありません。

■ リラは年率28.4%だが金利差は35.75%ある

リラは年率28.4%だが金利差は35.75%ある

GMOクリック証券の25.0円、レート3.2085円です。レバレッジ1倍で31万1,000通貨・1日778円、1年で28万3,788円、年率28.4%になります。金利差35.75%に対して受け取れているのは8割です。

■ ランドは1倍で年5万5,571円

ランドは1倍で年5万5,571円

GMOクリック証券の14.5円、レート9.478円です。レバレッジ1倍で10万5,000通貨・1日152円、1年で5万5,571円、年率5.6%です。

■ ズロチは年6万5,700円から2万6,280円に

ズロチは年6万5,700円から2万6,280円に

30.0円、レート40.503円です(図はみんなのFXの値で計算していますが、LIGHT FX・GMOクリック証券も同じ30.0円です)。レバレッジ1倍で2万4,000通貨・1日72円、1年で2万6,280円、年率2.6%になります。

先週は75.0円を前提に1年6万5,700円・年率6.6%と出していました。前提のスワップが変わっただけで、同じ計算の答えが4割になっています。 この表はどのペアも、いまの水準が1年続くと仮定した数字です。

【6】今週のスワップ関連キャンペーン

公式ページで期間・申込の要否・数量上限を確認できたものだけを載せます。

■ SBI FXトレード:増額は20%から15%に、上限は引き上げ

SBI FXトレード:増額は20%から15%に、上限は引き上げ

「高金利3通貨!秋のスワップ15%増額キャンペーン!」は、2026年10月1日(木)6時00分から12月1日(火)6時30分までです。申込制で、対象は南アフリカランド/円・メキシコペソ/円・トルコリラ/円の買いです。期間中に新規約定した建玉が対象で、開始前から持っている建玉は含まれません。

受取スワップポイントの15%相当額が、2026年12月末を目途にFX取引口座へ入金されます。10月1日に終わった前回のキャンペーンは20%でした。一方で建玉の上限は、ランドとペソが各700万通貨から1,000万通貨へ、リラが300万通貨から450万通貨へ引き上げられています。「取引画面上のスワップポイント自体が増額されるものではありません」と明記されています。

公式:https://www.sbifxt.co.jp/campaign/swappoint_202610.html

■ 外為どっとコム:リラの最大30%増額は10月31日まで

外為どっとコム:リラの最大30%増額は10月31日まで

「入金額に応じてスワップポイント最大30%増額キャンペーン」の10月分は、2026年9月28日(月)7時00分から10月31日(土)5時55分までです。所定のフォームからのエントリーが必要で、対象は『外貨ネクストネオ』で期間中に新規建てしたトルコリラ/円の買いと、米ドル/トルコリラ・ユーロ/トルコリラの売りです。数量は通貨ペアごとに上限があります。

上乗せ率は期間中の入金純増額で変わり、10万円以上100万円未満で受取スワップ平均値の10%、100万円以上で30%になります。上乗せ分は期間終了後にFXポイント(1ポイント=1円)でまとめて付与されます。

公式:https://www.gaitame.com/campaign/increase-swap-2610/

■ 外為どっとコム:ポンドリラをフランリラと同額以上に

外為どっとコム:ポンドリラをフランリラと同額以上に

「ポンドリラ高スワップ宣言!フランリラと同額以上の特別還元キャンペーン」は、2026年9月28日(月)から12月31日(木)付与分までです。エントリーは不要で、ポンド/トルコリラの売りポジションを持つだけで適用されます。新規建ての時期も問いません。

ポンド/トルコリラの売りスワップ(付与日数1日あたり)を、スイスフラン/トルコリラの売りスワップと同額以上で付与するという内容です。スイスフラン/トルコリラの付与日数が0日の営業日は対象外と明記されています。

公式:https://www.gaitame.com/campaign/gbptry-2610/

■ 9月末で終わったもの

  • みんなのFX・LIGHT FXのズロチ75円(7月16日開始)は、告知どおり9月30日で終わりました。10月1日の公表値から30.0円です
  • みんなのFX「複数付与日にスワップ上乗せキャンペーン~HUF/JPYリリース3周年記念~」は、9月30日のマーケットクローズで終わりました
  • SBI FXトレード「高金利3通貨!真夏のスワップ20%増額キャンペーン!」は、10月1日5時30分で終わりました

みんなのFXとLIGHT FXのキャンペーン一覧には、10月3日時点で、スワップを対象にしたものは載っていません。

【7】スワップを取りにいく前に

今週は金曜の付与日数が0日です。 外為どっとコムと松井証券のカレンダーでは、対円6ペアは10月7日(水)に4日分がまとめて付き、10月9日(金)は0日になっています。10月12日(月)がスポーツの日で、円側の受渡日が1日飛ぶためです。

対スイスフランは飛ぶ日がペアごとに違います。 外為どっとコムのカレンダーでは、CHF/TRYとCHF/ZARは10月8日(木)が0日、CHF/MXNは10月9日(金)が0日です。同じカレンダーに並んでいても、付与日の決まり方は通貨の組み合わせで変わります。

カレンダーの金額をそのまま1日分と読むと数倍になります。 水曜には3日分がまとめて付くのが通常で、今週は4日分です。この記事の数値はすべて付与日数で割ってあります。

期間限定の水準は、期限が来れば変わります。 ズロチの75.0円は9月30日で終わり、翌日の公表値は30.0円でした。告知には「変更・延長となる場合があります」とありましたが、延長はされていません。

売りは支払いになります。 対円の高金利通貨ペアは買いが受け取り、売りが支払いです。支払い額は受取額より大きいのが普通で、外為どっとコムの10月2日は、ペソが買い12.0円に対して売り-17.0円、リラが買い24.0円に対して売り-34.0円でした。

為替差損はスワップを簡単に超えます。 ペソを10万通貨持つと想定元本は86万9,100円です。1年で受け取るスワップは最高水準でも5万4,750円で、レートが0.55円下がれば消えます。今週ペソ/円は8.899円から8.691円へ0.208円下げました。 1週間の値動きだけで、年間スワップの38%にあたる評価損が出た計算になります。

単位はペアごとに違います。 GMOクリック証券のペソ・ランド・フォリントは10万通貨単位、ヒロセ通商はリラ・ランド・ズロチが1千通貨、ペソ・コルナが1万通貨、フォリントが10万通貨です。同じ表のなかで単位が分かれる会社があります。

【8】各社の得意ペア

各社の得意ペア

社ごとに、6ペアのうち上位に入るペアを並べました。総合順位は付けていません。 最高水準の会社はペアごとに違うので、1社を選ぶより複数の口座を使い分けるほうが数字には合います。

GMOクリック証券はペソ・リラ・ランド・フォリント・ズロチの5ペアで最高水準、コルナが2位です。みんなのFXとLIGHT FXはズロチで最高水準に並び、ペソとコルナが2位、ランドとフォリントが3位と、6ペアすべてが上位に入りました。

ヒロセ通商はコルナで最高水準です。セントラル短資FXはペソ・リラ・ランド・フォリントがいずれも2位で、扱う4ペアすべてが上位に入っています。GMO外貨はペソとリラが2位で、扱うのは3ペアです。

外為どっとコム・松井証券・DMM FXは、今号の上位3位に入るペアがありません。外為どっとコムは6ペアすべてを扱い、松井証券は5ペア、DMM FXは3ペアです。この図は水準の高さだけを見たもので、会社の優劣ではありません。

■ 今回の対象社

対象は、みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・GMOクリック証券・松井証券・セントラル短資FX・DMM FXの9社です。SBI FXトレード・岡三証券・アイネット証券・トライオートFXの4社は、今号の比較に含めていません。


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■ 本記事の性格

本記事は情報提供および広告を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。特定の通貨ペアの保有や特定業者の利用を勧めるものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。本記事で扱うのは金融庁登録の国内業者のみです。

掲載各社の登録番号:みんなのFX・LIGHT FX(トレイダーズ証券)関東財務局長(金商)第123号/外為どっとコム 関東財務局長(金商)第262号/GMO外貨 関東財務局長(金商)第271号/ヒロセ通商 近畿財務局長(金商)第41号/GMOクリック証券 関東財務局長(金商)第77号/松井証券 関東財務局長(金商)第164号/セントラル短資FX 関東財務局長(金商)第278号/DMM FX(DMM.com証券)関東財務局長(金商)第1629号/SBI FXトレード 関東財務局長(金商)第2635号

■ 数値について

スワップポイントは各社が公表した数値をもとに、1万通貨あたり・1日あたりに換算しています。付与日数は毎日1日分とは限らず、記載の水準が将来も継続することを保証するものではありません。掲載後に各社が水準を変更する場合があります。実際の取引条件は各社の公式サイトで必ずご確認ください。

基準日は、対円6ペア・対スイスフラン3ペアとも2026年10月2日(金)の公表値です。松井証券のみ10月1日(木)の公表値を使っています。

平均・最高・最安の集計期間は会社ごとに異なり、外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・松井証券・セントラル短資FXが3カ月、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券・DMM FXが2カ月です。対スイスフランは4社とも2カ月です。

■ リスクについて

店頭外国為替証拠金取引は、少額の証拠金で大きな取引を行うため、為替相場の変動により預託した証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。売りポジションではスワップポイントの支払いが生じ、買いポジションでも金利情勢の変化により支払いに転じることがあります。


本配信はシカウチ(雑誌『外国為替』編集長)が個人として行っています。

ABOUT ME
シカウチ
FX雑誌「外国為替」の編集長。FX攻略.comの副編集長として11年間、取材・執筆・編集に携わったのちに独立。トレーダーとして、自動売買中心にFXの運用を行う。
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