AI不安と原油高、今週は日本CPI|シカウチの自分用FX相場情報まとめ(26/10/18)
先週はAI関連の社債に火が付いた一週間でした。データセンター運営の米コアウィーブの社債利回りが一時15%台まで跳ね上がり、15日の日経平均は今年最大の3,318円安。週間では5.37%下げています。米国では9月の消費者物価指数(CPI)も卸売物価指数(PPI)も上振れましたが、長期金利はむしろ低下し、ドルは主要8通貨で7位に沈みました。中東情勢の緊迫でWTI原油は週間10.41%高の101.41ドル、産油国通貨のカナダドルが首位です。今週は19日に中国の7-9月期GDP、23日に日本の9月全国CPIが控えています。
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1. 先週の金融市場まとめ(10/12~10/16)
■ 主要銘柄の週間騰落
| 銘柄 | 金曜終値 | 週間騰落率 | 週間レンジ(H/L) |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 158.020 | -0.17% | 158.610 / 158.000 |
| EUR/USD | 1.1239 | +0.29% | 1.1239 / 1.1155 |
| EUR/JPY | 177.580 | +0.15% | 177.580 / 176.630 |
| GBP/JPY | 210.640 | +0.50% | 210.640 / 208.810 |
| AUD/JPY | 109.760 | -0.65% | 110.497 / 109.350 |
| GBP/USD | 1.3331 | +0.73% | 1.3331 / 1.3189 |
| 日経平均 | 65,324.29 | -5.37% | 69,030.92 / 64,425.95 |
| NYダウ | 52,002.41 | +0.67% | 52,177.69 / 51,621.48 |
| S&P500 | 7,659.44 | -1.95% | 7,807.24 / 7,659.44 |
| ゴールド(NY金) | 4,181.1 | -0.83% | 4,190.60 / 4,107.90 |
| WTI原油 | 101.41 | +10.41% | 101.41 / 93.74 |
※週間騰落率は先週金曜NY引けに対する金曜NY引けの変化率。週間レンジは月~金の終値ベースの高安。為替はみんかぶの公表四本値とYahoo!ファイナンス、株価指数はYahoo!ファイナンス、NY金とWTI原油はみんかぶ先物の確定値です。
■ 主要ニュース
- コアウィーブ・ショック、日経平均は今年最大の下げ幅(10/15):データセンター運営の米コアウィーブの社債価格が急落し、表面利率9%台の銘柄の流通利回りが一時15%台まで上昇しました。財務危機の目安とされる水準です。信用リスクの保険料にあたるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS、債務不履行に備える保険料率)のスプレッドも拡大し、オラクルやソフトバンクグループなど他のAI関連企業の社債にも売りが波及。市場は「コアウィーブ・ショック」と呼びました。東京市場は6日続落で3,318円34銭安の6万4,425円95銭、下落幅は今年最大で歴代3位です。ただしプライム市場の値上がり銘柄数は36%あり、33業種のうち10業種は上昇しています。売られたのはAI・半導体で、資金は内需・ディフェンシブへ移りました。
- 米9月CPIは3.7%へ加速、それでもドルは続かず(10/14):9月の消費者物価指数は前年同月比3.7%(予想3.6%、前回3.4%)、コアは前年同月比2.6%(予想2.5%)と、4項目のうち3つが上振れしました。押し上げたのは前月比9.1%急騰したガソリンで、住居費も0.4%上がっています。ドル円は158円95銭まで駆け上がり、10月28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は発表前の約20%から一時50%近くまで跳ね上がりました。しかし終盤には33~37%へ戻り、終値は前日と同値の158円33銭。バーキン・リッチモンド連銀総裁が「FRBが目標にしているのはCPIではなくPCE(個人消費支出物価指数)だ」と釘を刺したことが効いています。
- 9月PPIは4項目すべて上振れ、反応は限定的(10/15):卸売物価指数は前月比1.3%(予想0.6%)、前年同月比6.3%(予想5.4%)、コア指数も前年同月比5.0%(予想4.4%)と大きく上回りました。前日のCPIで一度動いて戻された記憶が新しく、素直に買い上がる参加者はいません。同時に出た9月の小売売上高は前月比0.8%(予想0.3%)と予想は上回ったものの、前月の1.2%増からは減速しています。
- ウォーシュFRB議長が方向性を示さず、ドル売り(10/16):物価指標が2日続けて上振れた直後だけに、議長がタカ派的な整理を示すのではないかとの見方がありました。しかし「会合について予断を持たない」「今後取り得る措置についてコメントするのは適切でない」と述べるにとどまり、10月の追加利上げ観測はさらに後退しました。前日にはデーリー・サンフランシスコ連銀総裁も「追加利上げは必要になる可能性が高いが、直ちに実施する必要はない」と話しており、10月は見送り、12月が有力という見立てが週末にかけて固まっています。
- 植田総裁は強気、ただし10月会合は見送り観測(10/13・10/16):13日には日銀が今月30日の会合で利上げを見送る公算が大きいと関係者筋の報道が出ました。物価上昇リスクが急拡大する兆しはなく、連続利上げを急ぐ必要はないという整理で、12月の可能性は残すという内容です。一方で16日の植田総裁は「基調物価が2%からこれ以上上がることは容認できない」と述べ、利上げを続ける姿勢をはっきり示しました。円はこの発言で買われましたが、週間では8通貨中6位です。
- WTI原油は週間10.41%高、ブレントは5カ月ぶりの110ドル台(10/12~10/16):イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃、ホルムズ海峡でのイランのタンカー攻撃、ウクライナによるロシア石油施設への攻撃が重なり、供給懸念が週を通じて強まりました。米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計では原油在庫が855万バレル減り、戦略備蓄を含めると2003年以来の低水準です。WTI11月限は12日の93.74ドルから16日は3ドル44セント高の101.41ドルへ。北海ブレントは5月20日以来となる110ドル台を付けました。
- 物価は強いのに米長期金利は低下(10/12~10/16):米10年債利回りは9日の5.244%から16日は5.098%へ、週間で0.15%近く低下しました。15日はコアウィーブ・ショックによる質への逃避で5.08%まで下げ、東京市場でも長期金利が3%を割り込んでいます。インフレ指標が強かったのに金利が下がるという珍しい組み合わせで、これが週後半のドル安につながりました。ドルインデックスは102.21から101.78へ下げています。
- 豪州の9月雇用が予想外の減少、豪ドルは最下位(10/15):新規雇用者数は2.00万人増の予想に反して3.93万人の減少、失業率も4.6%から4.7%へ悪化しました。豪ドル円は110円38銭から一時108円64銭まで下げています。豪準備銀行(RBA)は9月に4.60%へ利上げしたばかりで、次回会合は11月3日です。週間の強弱では–AUD -0.56%と8通貨で最下位でした。
- ユーロは仏格下げ警告で始まり、週後半に持ち直す(10/12・10/15):12日は格付け会社フィッチがフランスの信用格付けについて政府債務の増加と政治的不安定さから圧力を受けていると警告し、ユーロドルは1.1154ドルと1年5カ月ぶりの安値を付けました。15日にはカザークス・ラトビア中銀総裁が「金利を巡り当面急ぐ必要はない」と述べ、欧州中央銀行(ECB)の10月追加利上げは見込み薄との見方が強まっています。それでもドル安が効いて、ユーロドルは週間0.29%高の1.1239ドルで引けました。
- 中国の生産者物価が5.0%へ加速、貿易黒字も拡大(10/14):9月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比5.0%と予想の4.4%を大きく上回り、前月の3.8%から一段と加速しました。消費者物価指数は0.9%(予想1.0%)。9月の貿易収支は1,335億ドルの黒字で、予想の1,181億ドルを大幅に上回っています。生産者段階の物価が中国でも上がっているという事実は、世界的なインフレ圧力を考えるうえで無視しにくい材料です。
■ 主要指標の結果
| 発表日 | 指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 10/12(月) | インド9月消費者物価指数(CPI、前年同月比) | 4.82% | 5.57% | 5.54% |
| 10/13(火) | 米国9月中古住宅販売件数(年率換算) | 398万件 | 395万件 | 399万件 |
| 10/13(火) | ドイツ9月消費者物価指数(CPI、改定値、前年同月比) | 3.3% | 3.3% | 3.3% |
| 10/13(火) | 日本9月国内企業物価指数(前年同月比) | 7.6% | 7.6% | 6.8% |
| 10/14(水) | 米国9月消費者物価指数(CPI、前年同月比) | 3.4% | 3.6% | 3.7% |
| 10/14(水) | 米国9月消費者物価指数(CPIコア指数、前年同月比) | 2.4% | 2.5% | 2.6% |
| 10/14(水) | 中国9月生産者物価指数(PPI、前年同月比) | 3.8% | 4.4% | 5.0% |
| 10/14(水) | 中国9月消費者物価指数(CPI、前年同月比) | 0.8% | 1.0% | 0.9% |
| 10/15(木) | 豪州9月新規雇用者数 | 3.95万人 | 2.00万人 | -3.93万人 |
| 10/15(木) | 豪州9月失業率 | 4.6% | 4.6% | 4.7% |
| 10/15(木) | 英国8月月次国内総生産(GDP、前月比) | 0.4% | -0.1% | 0.1% |
| 10/15(木) | 米国9月卸売物価指数(PPI、前年同月比) | 5.4% | 5.4% | 6.3% |
| 10/15(木) | 米国9月小売売上高(前月比) | 1.2% | 0.3% | 0.8% |
| 10/15(木) | 米国10月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 7.6 | 12.3 | 25.5 |
| 10/15(木) | 米国10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 | 37.8 | 28.0 | 20.9 |
| 10/16(金) | ユーロ圏9月消費者物価指数(HICP、改定値、前年同月比) | 3.8% | 3.8% | 3.8% |
| 10/16(金) | 米国9月鉱工業生産(前月比) | 0.0% | 0.4% | 0.7% |
■ 週間の通貨強弱&騰落率TOP5
1位 ++CAD +0.78% 2位 ++CHF +0.71% 3位 ++GBP +0.53% 4位 ++NZD +0.44% 5位 +EUR +0.03% 6位 -JPY -0.18% 7位 --USD -0.45% 8位 --AUD -0.56%
首位は++CAD +0.78%でした。カナダは産油国で、週間10%を超えた原油高がそのままカナダドル買いにつながっています。2位の++CHF +0.71%は逆向きの理由で、AI関連の信用不安から安全通貨に資金が向いた結果です。上位4通貨がそろって++マークという並びになったのは、裏返せばドルと円が同時に売られたから。7位の–USD(-0.45%)は物価指標が上振れたのに長期金利が下がったこと、6位の-JPY(-0.18%)は日銀の10月見送り報道が効きました。最下位は雇用統計が崩れた–AUD -0.56%です。
| 順位 | 通貨ペア | 週間騰落率 | 金曜終値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | USD/CHF | -0.95% | 0.8221 |
| 2位 | USD/CAD | -0.88% | 1.4128 |
| 3位 | GBP/USD | +0.73% | 1.3331 |
| 4位 | CAD/JPY | +0.68% | 111.840 |
| 5位 | AUD/JPY | -0.65% | 109.760 |
TOP5はドル絡みが3本という構図です。1位のドルスイス(-0.95%)、2位のドルカナダ(-0.88%)、3位のポンドドル(+0.73%)はいずれもドルが売られた側で、上位3本すべてがドルストレートでした。4位のカナダ円(+0.68%)は原油高の素直な反映です。5位の豪ドル円(-0.65%)だけが雇用統計という個別材料で、ドル円は-0.17%で圏外。158円台の膠着がまた一週間続きました。
2. 今週の金融市場(10/19~10/23)
■ 経済指標カレンダー(JST・重要度★3優先)
| 日付 | 時刻 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10/19(月) | 11:00 | 中国 | 7-9月期四半期国内総生産(GDP、前年同期比) | ★★★ | 4.3% | 4.4% |
| 10/19(月) | 11:00 | 中国 | 9月小売売上高(前年同月比) | ★★ | 0.4% | 0.5% |
| 10/19(月) | 11:00 | 中国 | 9月鉱工業生産(前年同月比) | ★★ | 5.2% | 5.5% |
| 10/19(月) | - | 中国 | 最優遇貸出金利(LPR、1年) | ★★ | 3.00% | - |
| 10/19(月) | 21:30 | カナダ | 9月消費者物価指数(CPI、前年同月比) | ★★ | 3.0% | 3.2% |
| 10/20(火) | - | ハンガリー | ハンガリー国立銀行(MNB)政策金利 | ★★ | 5.50% | 5.50% |
| 10/20(火) | 15:00 | 英国 | 8月失業率(ILO方式) | ★★ | 4.9% | 4.9% |
| 10/20(火) | 18:00 | ドイツ | 10月ZEW景況感調査(期待指数) | ★★ | 34.7 | 30.0 |
| 10/20(火) | 21:30 | 米国 | 9月住宅着工件数(年率換算) | ★★ | 127.5万件 | 130.5万件 |
| 10/21(水) | 08:50 | 日本 | 9月貿易統計(通関ベース、季調前) | ★★ | -1兆1056億円 | -2094億円 |
| 10/21(水) | 15:00 | 英国 | 9月消費者物価指数(CPI、前年同月比) | ★★ | 3.1% | 3.4% |
| 10/21(水) | 22:00 | 英国 | ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言 | ★★ | - | - |
| 10/21(水) | 25:00 | ユーロ圏 | ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 | ★★ | - | - |
| 10/22(木) | 06:45 | ニュージーランド | 7-9月期四半期消費者物価(CPI、前年同期比) | ★★ | 4.1% | 3.8% |
| 10/22(木) | 20:00 | トルコ | トルコ中銀(TCMB)政策金利 | ★★ | 37.00% | 36.00% |
| 10/22(木) | 23:00 | ユーロ圏 | 10月消費者信頼感(速報値) | ★★ | -16.5 | -17.0 |
| 10/23(金) | 08:30 | 日本 | 9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く、前年同月比) | ★★★ | 1.7% | 2.1% |
| 10/23(金) | 17:00 | ユーロ圏 | 10月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) | ★★ | 52.9 | 52.7 |
| 10/23(金) | 19:30 | ロシア | ロシア中銀政策金利 | ★★★ | 14.00% | 14.00% |
| 10/23(金) | 22:45 | 米国 | 10月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値) | ★★ | 58.4 | 57.6 |
| 10/23(金) | 23:00 | 米国 | 10月ミシガン大学消費者態度指数(確報値) | ★★ | 46.3 | 46.3 |
■ 今週のテーマ
- 月末の会合ラッシュを前に、指標は小休止:今週は米国の主要な物価・雇用統計がありません。代わりに23日22:45の10月購買担当者景気指数(PMI、速報値)と、20日の住宅着工件数が景気の体温計になります。来週28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、29日の欧州中央銀行(ECB)、30日の日銀決定会合という3日連続の会合を控え、金利先物が織り込む10月利上げ確率がどこへ動くかが焦点です。先週末の時点では、10月は見送りで12月が有力という見方が優勢でした。
- 23日の日本9月CPIと、植田総裁の強気発言のズレ:23日8:30の9月全国消費者物価指数は、生鮮食料品を除くコアが前年同月比2.1%(前回1.7%)への加速が見込まれています。植田総裁は16日に「基調物価が2%からこれ以上上がることは容認できない」と述べた一方、日銀が30日の会合で利上げを見送るとの観測も出ています。予想どおり2%台へ乗れば、見送り観測との整合性が問われる場面です。21日8:50には9月の貿易統計もあります。
- 原油100ドル台の持続力と、産油国通貨:WTIは101.41ドル、北海ブレントは110ドル台と、5月以来の水準へ戻しました。中東とウクライナという2つの供給リスクが重なっている状態で、火種が収まれば反落も速くなります。先週首位だったカナダドルは19日21:30に9月の消費者物価指数(予想は前年同月比3.2%)を控え、原油と指標の両方が材料になります。原油高が物価見通しを押し上げれば、各国の利上げ観測にも跳ね返ります。
- 新興国の会合が3本、中国のGDPで幕開け:19日11:00の中国7-9月期GDPは前年同期比4.4%(前回4.3%)の予想で、同時に小売売上高と鉱工業生産も出ます。20日には中国の最優遇貸出金利(LPR)とハンガリー国立銀行、22日20:00にトルコ中銀(37.00%から36.00%への引き下げ予想)、23日19:30にロシア中銀(14.00%で据え置き予想)が続きます。21日15:00の英9月消費者物価指数(予想3.4%)も、11月利上げの確度を測る材料です。
3. ドル円とユーロドルの現在位置
■ドル円 日足分析
※日足チャートにボリンジャーバンド(21)の±2σと200SMAを表示
直近は明らかなトレンドレス。ボリンジャーバンドの幅も急激に狭まっており、上にも下にも行ってないことが分かります。
やらないのがベストということになります。
■ユーロドル 日足分析
※日足チャートにボリンジャーバンド(21)の±2σと200SMAを表示
ひとしきり下降トレンドが終わって、ボリンジャーバンドの-1σを終値で上抜け。鹿子木さんの勝ちパターンでいうところの2で、ある程度調整で戻るフェーズです。
4. 気になる通貨ペア:EURGBP
ユーロドルの下げは一服しましたが、ユーロポンドはまだ下降トレンドです。あまりボラはないけど、下目線でOKかなと。
5. 世界の金利動向
■ 先進国の政策金利(10/18時点・出典:外為どっとコム)
| 国・地域 | 政策金利 | 直近の動き | 次回会合 |
|---|---|---|---|
| 日本(日銀) | 1.25% | 2026年9月 +0.25% | 10月30日(来週金曜) |
| 米国(FRB、Federal Reserve Board) | 3.75-4.00% | 2026年9月 +0.25% | 10月28日(来週水曜) |
| ユーロ圏(ECB、European Central Bank) | 2.50%(預金ファシリティ) | 2026年9月 +0.25% | 10月29日(来週木曜) |
| 英国(BOE、Bank of England) | 3.75% | 2025年12月 -0.25% | 11月5日 |
| カナダ(BOC、Bank of Canada) | 2.25% | 2025年10月 -0.25% | 10月28日(来週水曜) |
| 豪州(RBA、Reserve Bank of Australia) | 4.60% | 2026年9月 +0.25% | 11月3日 |
| ニュージーランド(RBNZ) | 2.75% | 2026年9月 +0.25% | 10月28日(来週水曜) |
| スイス(SNB、Swiss National Bank) | 0.00% | 2025年6月 -0.25% | 12月10日 |
| ノルウェー(Norges Bank) | 4.50% | 2026年9月 +0.25% | 11月5日 |
| スウェーデン(リクスバンク) | 1.75% | 2025年9月 -0.25% | 11月4日 |
■ 新興国の政策金利
| 国・地域 | 政策金利 | 直近の動き | 次回会合 |
|---|---|---|---|
| 香港 | 4.25% | 2026年9月 +0.25% | 10月29日(来週木曜) |
| 中国(最優遇貸出金利・1年) | 3.00% | 2025年5月 -0.10% | 10月20日(今週火曜) |
| 南アフリカ(SARB) | 7.25% | 2026年9月 +0.25% | 11月19日 |
| トルコ(TCMB) | 37.00% | 2026年1月 -1.00% | 10月22日(今週木曜) |
| メキシコ(Banxico) | 6.50% | 2026年5月 -0.25% | 11月5日 |
| ロシア(CBR) | 14.00% | 2026年7月 -0.25% | 10月23日(今週金曜) |
| ハンガリー(MNB) | 5.50% | 2026年8月 -0.25% | 10月20日(今週火曜) |
| チェコ(CNB) | 3.75% | 2026年6月 +0.25% | 11月5日 |
| ポーランド(NBP) | 3.75% | 2026年3月 -0.25% | 11月4日 |
先週は表に載せた中央銀行の会合がありませんでした。今週は20日の中国の最優遇貸出金利(LPR)とハンガリー国立銀行、22日のトルコ中銀、23日のロシア中銀と新興国が3本続きます。トルコは37.00%から36.00%への引き下げ予想で、1月以来の利下げに動くかが注目です。主要国は来週28日の米国・カナダ・ニュージーランド、29日のユーロ圏と香港、30日の日本と、月末の3日間に集中しています。先週は物価指標が上振れたにもかかわらず、米国の10月利上げ観測はむしろ後退しました。
主要15通貨の金利見通しマップ
利上げ局面にある中央銀行は米国・ユーロ圏・日本・豪州・南アフリカ・ノルウェーの6行で、先週から変わっていません。マイナー通貨では、今週22日にトルコ中銀が5会合続いた据え置きから利下げへ動くとみられており、20日には据え置き予想のハンガリー国立銀行も会合を開きます。15通貨のうち利下げ局面にある中銀は現在ゼロで、ハト派寄りの据え置きに位置づけられるのも、そのトルコとハンガリーの2行だけです。
6. FX業界ニュース
国内FX業者(金融庁登録の業者のみ)の今週の新着情報です。
- GMO外貨:GMO外貨(関東財務局長(金商)第271号)は、10月17日(土)から「パスキー認証」を順次必須化しました。期限までに設定が終わっていない場合、取引や出金など一部の機能が制限されます。パスキーは、スマートフォンやパソコン本体のロック解除機能(iPhoneのFace IDやTouch ID、AndroidやWindowsの指紋・顔認証など)を使ったログイン方式で、必須化後は原則としてパスキー認証によるログインのみになります。設定には登録メールアドレスの確認が必要で、古いOSやブラウザでは正常に動作しないことがあります。使っているすべての端末で早めに設定を済ませておくのが安全です。
▼GMO外貨(公式)パスキー認証 - 松井証券(MATSUI FX):松井証券(関東財務局長(金商)第164号)の「MATSUI FX」は、10月5日(月)の取引分からトルコリラ/円の縮小スプレッドを1.3銭から1.2銭へ引き下げました。適用されるのは数量上限内のストリーミング注文、IFD注文、IFO注文で、新規注文が成行の場合はその新規注文部分、および成行の決済注文です。数量上限は10万通貨で、通常スプレッドは2.9銭のまま据え置かれています。高金利通貨のスプレッド競争は9月末から各社が相次いで仕掛けてきた領域で、トルコ中銀の次回の金利決定会合は今週22日です。
▼松井証券(公式)10/5(月)取引分~のトルコリラ/円のスプレッドを縮小します - みんなのFX:みんなのFX(関東財務局長(金商)第123号)は10月1日から11月30日まで、「最大300万円キャッシュバックキャンペーン」を実施しています。対象通貨ペアはA・B・Cの3グループに分かれ、1Lotあたりの還元額は期間中の入出金差額に応じて上がる仕組みです。入金すればするほど1Lotあたりの還元額が増える設計で、1口座あたりの上限は300万円。条件を満たせば自動で参加になるのではなく、キャンペーン専用フォームからの申し込みが必要です。2カ月間の長い企画なので、取引を始める前に手続きを済ませておくほうが取りこぼしがありません。
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7. シカウチから一言
仕事が忙しくなると、裁量トレードが雑になって、勝ち負け以前に事象をちゃんと理解し、上達していくという行動がとれなくなります。今の僕。
こういう状況でスキャルとかやっても、目先の勝ち負けにフォーカスするだけになってしまうので、しばらくWemofはお休み。
自動売買はこういう場合素晴らしいですね。直近はこっちもボロ負けしとるけどw
本配信はシカウチ(雑誌『外国為替』編集長)が個人として行っています。情報提供のみが目的であり、投資助言・売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。本配信では金融庁登録の国内業者の情報のみを扱います。
配信元:シカウチ(雑誌『外国為替』編集長・個人)

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