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南アフリカ準備銀行が9月23日に政策金利を7.25%へ引き上げ、ランド/円の対円金利差は6.00%に広がりました。ペソでは首位が入れ替わり、ポーランドズロチの75.0円は9月30日で期間が切れます。国内9社の公表値を1万通貨あたり・1日に揃えて並べました。

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この記事の内容

【1】ペソはGMO外貨が首位に、ランドも同社が2円上げた

先週の連休をはさんで、水準を動かした会社が5社ありました。

  • GMO外貨 ランド12.1円 → 14.1円(9月22日)
  • GMOクリック証券 ペソ15.3円 → 15.0円(9月25日)
  • 松井証券 ペソ12.0円 → 13.0円(9月23日)、ランド11.0円 → 12.0円(9月22日)
  • ヒロセ通商 ズロチ30.0円 → 28.0円(9月24日)
  • 外為どっとコム スイスフラン/メキシコペソの売り270.7円 → 224.0円(9月24日)、翌25日は222.0円

ペソは、先週まで15.3円で単独首位だったGMOクリック証券が金曜に0.3円下げ、15.1円のGMO外貨が首位に回りました。下げた側が動いただけで、上げた会社はありません。

ランドはGMO外貨の2.0円が今週いちばん大きな動きです。同社は9月8日から9日にかけて14.1円から12.1円へ下げていたので、2週間で元の水準に戻したかたちになります。9月23日には南アフリカ準備銀行が政策金利を7.00%から7.25%へ引き上げており、時間の前後は逆です。

コルナ/円は9月25日(金)の付与日数が5社とも0日でした。9月28日(月)がチェコの聖ヴァーツラフの日にあたり、コルナ側の受渡日が飛ぶためです。コルナだけ基準日を直前の9月24日(木)にしています。対円のほかの5ペアは、日本の連休明けの9月24日から通常の1日付与に戻りました。

【2】円と南アフリカだけが利上げ局面

円と南アフリカだけが利上げ局面

政策金利は9月25日時点で次のとおりです。

  • 日本銀行 1.25%(次回10月30日)
  • トルコ中銀 37.00%(次回10月22日)
  • 南アフリカ準備銀行 7.25%(9月23日に7.00%から引き上げ/次回11月19日)
  • メキシコ銀行 6.50%(次回11月5日)
  • ハンガリー国立銀行 5.50%(次回10月20日)
  • ポーランド国立銀行 3.75%(次回10月7日)
  • チェコ国立銀行 3.75%(次回11月5日)
  • スイス国立銀行 0.00%(9月24日に据え置き/次回12月10日)

対円の金利差は、リラ35.75%、ランド6.00%、ペソ5.25%、フォリント4.25%、ズロチとコルナが2.50%です。先週から動いたのはランドだけで、5.75%から6.00%へ0.25%広がりました。

■ 各中銀の現在地

日本銀行は9月18日の会合で1.00%から1.25%へ引き上げました。賛成7・反対2の多数決で、追加の引き上げも排除していません。次回は10月30日です。

南アフリカ準備銀行は9月23日に7.00%から7.25%へ引き上げ、5月に続く年内2度目の利上げになりました。同行は物価への警戒を続けています。次回は11月19日です。

トルコ中銀は5会合続けて37.00%に据え置いています。直近の引き下げは1月22日で、次回は10月22日です。ハンガリー国立銀行は8月25日に5.75%から5.50%へ下げたあと据え置き、物価目標2.5%への収束を掲げています。次回は10月20日です。

メキシコ銀行は5月7日の引き下げを最後に3会合連続の据え置きで、次回は11月5日です。ポーランド国立銀行も3月4日以降は据え置きで、消費者物価が3.4%へ加速しています。次回は10月7日と、対象8中銀のなかでいちばん近い日程です。

チェコ国立銀行は6月18日に3.50%から3.75%へ引き上げたあと、2会合続けて据え置いています。次回は11月5日です。スイス国立銀行は9月24日に0.00%を据え置きました。2025年6月19日にゼロへ下げてから変えていません。次回は12月10日です。

■ 金利差を動かしている力

円側は利上げ局面にあるので、どの対円ペアも円のほうから金利差を縮める力がかかっています。そのうえで相手国側の向きがペアごとに違います。

ランドは相手国も利上げ局面で、今週はそちらが先に動いたぶん差が広がりました。コルナは相手国がタカ派寄りの据え置きで、両国とも引き締め側を向いています。リラとフォリントは相手国が利下げ寄りの据え置きなので、金利差は両側から縮む向きです。ペソ・ズロチは相手国が中立の据え置きで、動いているのは円側だけになります。

今週の会合は南アフリカとスイスの2つで、来週は10月7日のポーランドがあります。

【3】ペア別の口座ランキング

6ペアを1万通貨あたり・1日・買いスワップに揃えました。平均・最高・最安を出す期間は会社ごとに違うので、図では社名の右に対象期間を示しています。3カ月ぶん並ぶのは外為どっとコム・GMO外貨・松井証券・セントラル短資FXの4社で、残る5社は2カ月です。期間が短い社はレンジが狭く出ます。

基準日はコルナ/円のみ9月24日(木)、ほかの5ペアと対スイスフラン3ペアは9月25日(金)です。

■ ペソはGMO外貨にGMOクリック証券が0.1円差で続く

ペソはGMO外貨にGMOクリック証券が0.1円差で続く

GMO外貨15.1円とGMOクリック証券15.0円が並び、3位の14.1円(みんなのFX・LIGHT FX・セントラル短資FX)とのあいだに0.9円の段差があります。最安は13.0円(外為どっとコム・DMM FX・松井証券)で、首位との差は2.1円、率にして1.16倍です。

メキシコと日本の金利差5.25%を想定元本88万9,900円(1万通貨・後述のレート)に当てはめると、理論上の1日あたりは12.8円です。上位2社の15円台は理論値を2割ほど上回っています。

■ リラはGMO外貨にGMOクリック証券、セントラル短資FXが続く

リラはGMO外貨にGMOクリック証券、セントラル短資FXが続く

GMO外貨25.1円が首位、GMOクリック証券25.0円、セントラル短資FX24.5円と続き、最安の24.0円(外為どっとコム・ヒロセ通商・松井証券・DMM FX)まで1.1円しかありません。今週リラを動かした会社は1社もありませんでした。

金利差35.75%から計算した理論値は1日31.5円で、首位の25.1円はその8割です。6ペアのなかで、理論値をいちばん大きく下回っています。

■ ランドはGMOクリック証券にセントラル短資FXが続く

ランドはGMOクリック証券にセントラル短資FXが続く

GMOクリック証券14.5円が首位、セントラル短資FX14.3円、みんなのFX・LIGHT FX・GMO外貨が14.1円で並びます。最安は12.0円(外為どっとコム・松井証券・DMM FX)で、差は2.5円・1.21倍です。

セントラル短資FXの平均は15.1円・最高は15.9円で、最新の14.3円は3カ月の最安値にあたります。逆にGMO外貨は最安12.1円から最高15.5円まで振れており、この2社は同じ2位前後にいても中身が違います。理論値は1日15.9円です。

■ フォリントはGMOクリック証券が単独首位、セントラル短資FXが続く

フォリントはGMOクリック証券が単独首位、セントラル短資FXが続く

GMOクリック証券1.1円が単独首位で、セントラル短資FX0.8円、LIGHT FX0.7円、みんなのFX0.6円と続きます。最安は0.5円(外為どっとコム・ヒロセ通商・松井証券)で、首位とは2.2倍の開きです。

同じトレイダーズ証券のみんなのFXとLIGHT FXで0.1円の差が付いているのは6ペアのなかでフォリントだけです。理論値は1日0.57円なので、GMOクリック証券の1.1円はその1.9倍にあたります。

■ ズロチはみんなのFX・LIGHT FXの75円が首位、GMOクリック証券が続く

ズロチはみんなのFX・LIGHT FXの75円が首位、GMOクリック証券が続く

みんなのFX・LIGHT FXの75.0円が首位で、GMOクリック証券30.0円、外為どっとコム・ヒロセ通商28.0円、松井証券25.0円と続きます。首位と最安で3.0倍です。ヒロセ通商は9月24日に30.0円から28.0円へ下げました。GMOクリック証券は9月7日に70.0円から30.0円へ下げており、3カ月平均55.0円と最新30.0円の差はその名残です。

ポーランドと日本の金利差2.50%を想定元本40万9,960円に当てはめた理論値は1日28.1円で、外為どっとコムの28.0円がちょうど重なります。75.0円は理論値の2.7倍です。

■ コルナはヒロセ通商が首位、4社が0.1円差で並ぶ

コルナはヒロセ通商が首位、4社が0.1円差で並ぶ

ヒロセ通商5.1円が首位、みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコム・GMOクリック証券が5.0円で、差は0.1円しかありません。

チェコと日本の金利差はズロチとまったく同じ2.50%です。ただしコルナ/円の水準は1万通貨あたり7万3,814円(欧州中央銀行の参考相場から出した9月25日のクロスレート)と低いため、理論値は1日5.06円になります。同じ金利差でも、ズロチは首位が理論の2.7倍、コルナは5社とも理論どおりです。

■ ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移

ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移 ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移 ペソ・ランド・ズロチの3カ月の推移

今週動いた3ペアの推移です。上位3社と業界平均(直近1カ月)の4本を引いています。

ペソは、GMO外貨とGMOクリック証券が8月末から9月にかけて14円台前半から15円台へ切り上がり、14.1円で動かないみんなのFXとのあいだが開いていきます。上位2社が業界平均を引き上げてきた形です。

ランドは向きが逆の2本が交差します。GMOクリック証券が13.0円から14.5円へ上げてきたのに対し、セントラル短資FXは15.9円から14.3円へ下げてきました。3カ月前は最高水準だった会社と、最安だった会社が入れ替わっています。

ズロチは、75.0円のみんなのFXとLIGHT FXが重なって1本に見えます。GMOクリック証券は9月7日に70.0円から30.0円へ落ちており、その段差が業界平均にもそのまま出ています。

【4】対スイスフランはリラとペソでヒロセ通商、ランドで外為どっとコムが首位

対スイスフランはリラとペソでヒロセ通商、ランドで外為どっとコムが首位

対スイスフランはCHF/XXX建てなので、高金利通貨を買う側は売りスワップを読みます。円を含まないため、日本の連休でも付与日数が飛びません。基準日は9月25日(金)です。

CHF/TRYはヒロセ通商1,624.8円が首位、外為どっとコム1,605.0円、みんなのFX・LIGHT FXが1,394.6円です。4社とも先週より下げました(ヒロセ通商-50.9円、外為どっとコム-29.0円、みんなのFX・LIGHT FX-6.8円)。

CHF/ZARは外為どっとコム193.0円、ヒロセ通商・みんなのFX・LIGHT FXが192.8円と、4社が0.2円の幅に収まっています。

CHF/MXNはヒロセ通商266.4円が首位、みんなのFX・LIGHT FXが263.3円で、外為どっとコムは222.0円です。同社は9月24日に270.7円から224.0円へ下げており、1日で46.7円動きました。 前週の基準日からは51.0円の下げで、3社のなかで最下位に変わっています。スイスの政策金利は0.00%のまま動いていないので、動いたのは相手側です。

【5】資金100万円でいくら受け取れるか

各ペアの最高水準の会社の値で、資金100万円のときのレバレッジ別の受取額を出しました。現在の水準が1年続くと仮定した単純計算で、複利にも再投資にもしていません。レートは松井証券の公表レート(9月26日5時54分の仲値)を使っています。

■ ペソは1倍で年6万1,729円

ペソは1倍で年6万1,729円

GMO外貨の15.1円、レート8.899円で計算しています。レバレッジ1倍なら11万2,000通貨・必要証拠金3万9,868円で、1日169円、1年で6万1,729円です。資金に対する年率は6.2%になります。

レバレッジ25倍の行には1年154万円という数字が出ますが、このとき証拠金は99万9,892円と資金のほぼ全額です。わずかな逆行で維持率を割り込むので、この行は現実的な運用の想定ではありません。

■ リラは年率28.5%だが金利差は35.75%ある

リラは年率28.5%だが金利差は35.75%ある

GMO外貨の25.1円、レート3.2105円です。レバレッジ1倍で31万1,000通貨・1日781円、1年で28万4,923円、年率28.5%になります。金利差35.75%に対して受け取れているのは8割です。

■ ランドは1倍で年5万4,513円

ランドは1倍で年5万4,513円

GMOクリック証券の14.5円、レート9.646円です。レバレッジ1倍で10万3,000通貨・1日149円、1年で5万4,513円、年率5.5%です。金利差が5.75%から6.00%に広がった週ですが、この表の数字はスワップの公表値だけで決まります。

■ ズロチは数量が少なくてもペソを上回る

ズロチは数量が少なくてもペソを上回る

みんなのFXの75.0円、レート40.996円です。レバレッジ1倍だと2万4,000通貨しか持てませんが、1日180円・1年6万5,700円・年率6.6%と、ペソやランドを上回ります。1通貨あたりの単価が高いので、同じ資金でも持てる数量は少なくなります。

ただしこの75.0円は9月30日までの増量です。期限を過ぎれば前提が変わります。

【6】今週のスワップ関連キャンペーン

公式ページで期間・申込の要否・数量上限を確認できたものだけを載せます。

■ 外為どっとコム:ポンドリラをフランリラに連動させる

外為どっとコム:ポンドリラをフランリラに連動させる

「ポンドリラ高スワップ宣言!フランリラと同額以上の特別還元キャンペーン」は2026年9月28日(月)から12月31日(木)までです。エントリーは不要で、ポンド/トルコリラの売りポジションを持つだけで適用されます。新規建ての時期も問いません。

内容は、ポンド/トルコリラの売りスワップ(付与日数1日あたり)を、スイスフラン/トルコリラの売りスワップと同額以上で付与するというものです。数量上限の記載はありません。スイスフラン/トルコリラの付与日数が0日の営業日は対象外と明記されています。

公式:https://www.gaitame.com/campaign/gbptry-2610/

■ みんなのFX・LIGHT FX:ズロチ75円は9月30日まで

みんなのFX・LIGHT FX:ズロチ75円は9月30日まで

【3】で触れたズロチの増量です。期間は2026年7月16日から9月30日まで。公式のお知らせに申込の記載も数量上限の記載もなく、キャンペーン一覧ではなくスワップ水準の改定として告知されています。「実施期間は今後の市場環境等により変更・延長となる場合があります」という注記が付いています。

こちらは後日のキャッシュバックではなく、カレンダーに出ている数値そのものが75円です。

公式:https://min-fx.jp/press/20260715mk/ / https://lightfx.jp/press/20260715mk/

■ 外為どっとコム:リラの増額は10月分に切り替わる

外為どっとコム:リラの増額は10月分に切り替わる

「入金額に応じてスワップポイント最大30%増額キャンペーン」の10月分は、2026年9月28日(月)7時00分から10月31日(土)5時55分までです。所定のフォームからのエントリーが必要で、対象は『外貨ネクストネオ』のトルコリラ/円の買いと、米ドル/トルコリラ・ユーロ/トルコリラの売りです。

数量上限はトルコリラ/円が1,000Lot(100万通貨)、対ドル・対ユーロが各100Lot(10万通貨)です。上乗せ率は期間中の入金純増額で変わり、10万円以上100万円未満で受取スワップ平均値の10%、100万円以上で30%になります。受け取りは2026年11月末までにFXポイント(1ポイント=1円)で付与されます。期間中に付与されるスワップポイント自体が増えるわけではありません。

公式:https://www.gaitame.com/campaign/increase-swap-2610/

■ そのほかのキャンペーン

  • みんなのFX「複数付与日にスワップ上乗せキャンペーン~HUF/JPYリリース3周年記念~」は2026年8月3日から9月30日のマーケットクローズまでです。専用フォームからの申込が必要で、複数付与日ごとに5日分(期間中最大50日分)相当額を後日キャッシュバックします。対象建玉の上限は複数付与日ごとに合計100Lot(フォリントの1Lotは10万通貨)です
  • SBI FXトレード「高金利3通貨!真夏のスワップ20%増額キャンペーン」は2026年8月3日7時00分から10月1日5時30分まで。申込制で、上限はランドとペソが各700万通貨、リラが300万通貨です。受取スワップの20%相当額が後日キャッシュバックされます
  • GMOクリック証券の「スワップポイント一本値」は期間の定めがなく、FXネオ取引の全銘柄が対象で申込も不要です
  • 外為どっとコムの9月分の増額キャンペーンは、9月26日5時55分で期間が終了しました

LIGHT FX・GMO外貨・ヒロセ通商・松井証券・セントラル短資FX・DMM FXの6社は、9月26日時点でスワップ関連のキャンペーンを公式サイトに掲載していませんでした。

【コラム】ある通貨ペアの水準を、別の通貨ペアに紐づける

外為どっとコムが9月28日から始める「ポンドリラ高スワップ宣言」は、キャンペーンとしては変わった形をしています。上乗せ額でも増額率でもなく、ポンド/トルコリラの売りスワップをスイスフラン/トルコリラの売りスワップと同額以上にする、という水準そのものの約束だからです。

この2つは、トルコリラを売り持ちにする点が共通しています。スワップの原資になる金利差は、ポンドの側が英国の政策金利、スイスフランの側がスイスの政策金利で決まるので、本来は別々に動くものです。それを同額以上でそろえると公表したことになります。

付与日数についても条件が書いてあります。スイスフラン/トルコリラの付与日数が0日の営業日は対象外、という一文です。比較の相手側に付与がない日は連動も止まる、という整理になっています。

対スイスフラン建ての3ペアは、円を含まないぶん日本の休日に左右されません。先週の連休では対円6ペアの付与日数が0日になりましたが、このグループだけは通常どおり付いていました。同じカレンダーに並んでいても、付与日の決まり方が違うグループが混ざっています。

同じ週、外為どっとコムはスイスフラン/メキシコペソの売りを9月24日に270.7円から224.0円へ下げ、金曜には222.0円になっています。ここには連動の告知がありません。どのペアに条件を付け、どのペアに付けないかは、公表された範囲から読み取るほかありません。

【7】スワップを取りにいく前に

付与日数は毎日1日分ではありません。 今週はコルナ/円の9月25日(金)が5社とも0日でした。9月28日(月)がチェコの祝日にあたるためです。カレンダーに日付が並んでいても、受け取れない日があります。

カレンダーの金額をそのまま1日分と読むと数倍になります。 水曜には3日分がまとめて付くのが通常です。この記事の数値はすべて付与日数で割ってあります。

売りは支払いになります。 対円の高金利通貨ペアは買いが受け取り、売りが支払いです。支払い額は受取額より大きいのが普通で、外為どっとコムの9月25日は、ペソが買い13.0円に対して売り-18.0円、リラが買い24.0円に対して売り-34.0円でした。GMOクリック証券のように一本値にしている会社もありますが、そちらが例外です。

期間限定の水準かどうかを確かめてください。 ズロチの75.0円は9月30日まで、みんなのFXのフォリント上乗せも9月30日まで、SBI FXトレードの20%増額は10月1日までです。

為替差損はスワップを簡単に超えます。 ペソを10万通貨持つと想定元本は88万9,900円です。1年で受け取るスワップは最高水準でも5万5,115円で、レートが0.55円下がれば消えます。今週ペソ/円は9.102円から8.899円へ0.203円下げました。1週間の値動きだけで、年間スワップの37%にあたる評価損が出た計算になります。

単位はペアごとに違います。 GMOクリック証券のペソ・ランド・フォリントは10万通貨単位、ヒロセ通商はリラ・ランド・ズロチが1千通貨、ペソ・コルナが1万通貨、フォリントが10万通貨です。同じ表のなかで単位が分かれる会社があります。

【8】各社の得意ペア

各社の得意ペア

社ごとに、6ペアのうち上位に入るペアを並べました。総合順位は付けていません。 最高水準の会社はペアごとに違うので、1社を選ぶより複数の口座を使い分けるほうが数字には合います。

GMOクリック証券はランドとフォリントで最高水準、ペソとリラが2位、ズロチが3位、コルナが2位と、6ペアすべてが上位に入りました。GMO外貨はペソとリラで最高水準ですが、扱うのは3ペアだけです。

みんなのFXとLIGHT FXはズロチで最高水準、コルナが2位で、6ペアすべてを扱っています。LIGHT FXはフォリントも3位に入ります。ヒロセ通商はコルナで最高水準、こちらも6ペアを扱います。

セントラル短資FXはランドとフォリントが2位、ペソとリラが3位で、扱う4ペアすべてが上位に入りました。外為どっとコムは6ペアすべてを扱い、コルナが2位です。松井証券とDMM FXは今号の上位3位に入るペアがありません。この図は水準の高さだけを見たもので、会社の優劣ではありません。

■ 今回の対象社

対象は、みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・GMOクリック証券・松井証券・セントラル短資FX・DMM FXの9社です。SBI FXトレード・岡三証券・アイネット証券・トライオートFXの4社は、今号の比較に含めていません。


■ 広告に関する表示

本記事には、掲載しているFX会社へのアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由で口座開設や取引が行われた場合、シカウチが各社または広告仲介事業者から報酬を受け取ることがあります。ただし、掲載している数値・順位は各社の公表値のみに基づいており、報酬の有無や金額によって順位を変えることはありません。

■ 本記事の性格

本記事は情報提供および広告を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。特定の通貨ペアの保有や特定業者の利用を勧めるものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。本記事で扱うのは金融庁登録の国内業者のみです。

掲載各社の登録番号:みんなのFX・LIGHT FX(トレイダーズ証券)関東財務局長(金商)第123号/外為どっとコム 関東財務局長(金商)第262号/GMO外貨 関東財務局長(金商)第271号/ヒロセ通商 近畿財務局長(金商)第41号/GMOクリック証券 関東財務局長(金商)第77号/松井証券 関東財務局長(金商)第164号/セントラル短資FX 関東財務局長(金商)第278号/DMM FX(DMM.com証券)関東財務局長(金商)第1629号/SBI FXトレード 関東財務局長(金商)第2635号

■ 数値について

スワップポイントは各社が公表した数値をもとに、1万通貨あたり・1日あたりに換算しています。付与日数は毎日1日分とは限らず、記載の水準が将来も継続することを保証するものではありません。掲載後に各社が水準を変更する場合があります。実際の取引条件は各社の公式サイトで必ずご確認ください。

基準日は、チェココルナ/円が2026年9月24日(木)、メキシコペソ/円・トルコリラ/円・南アフリカランド/円・ハンガリーフォリント/円・ポーランドズロチ/円と対スイスフラン3ペアが9月25日(金)の公表値です。チェココルナ/円は9月25日(金)の付与日数が0日だったため、直前の公表日を基準にしています。

平均・最高・最安の集計期間は会社ごとに異なり、外為どっとコム・GMO外貨・松井証券・セントラル短資FXが3カ月、みんなのFX・LIGHT FX・ヒロセ通商・GMOクリック証券・DMM FXが2カ月です。対スイスフランはヒロセ通商のみ1カ月です。

■ リスクについて

店頭外国為替証拠金取引は、少額の証拠金で大きな取引を行うため、為替相場の変動により預託した証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。売りポジションではスワップポイントの支払いが生じ、買いポジションでも金利情勢の変化により支払いに転じることがあります。


本配信はシカウチ(雑誌『外国為替』編集長)が個人として行っています。

ABOUT ME
シカウチ
FX雑誌「外国為替」の編集長。FX攻略.comの副編集長として11年間、取材・執筆・編集に携わったのちに独立。トレーダーとして、自動売買中心にFXの運用を行う。
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