外国為替vol.18は4月22日発売!|シカウチの自分用相場情報まとめ(26/4/19)
1. 今週の金融市場まとめ(4/13〜4/17)
■ 主要ニュース
- 米国・イラン2回目協議(4/14):ロイターなどが、米イランの2回目の停戦協議が週内にもパキスタン(イスラマバード)で開催される可能性があると報道。米側はバンス副大統領が代表。和平進展期待からWTI原油先物は7.9%安の91ドル台まで急落し、ドル円は158.60円まで下落した。
- 片山財務相・ベッセント米財務長官会談(4/15):片山財務相がワシントンでベッセント米財務長官と会談。会談後、Xで「為替については、更に連絡緊密化で一致」と投稿。「必要ならば断固たる措置を取る」と円安を牽制した。
- 米3月PPI下振れ(4/14):前月比+0.5%と市場予想(+1.1%)を大幅に下回り、インフレ懸念が後退。米長期金利が低下し、ドル売りが優勢となった。
- ECB議事録公表・4月据え置き観測(4/16):欧州中央銀行の3月会合議事録が公表。さらに「ECBは4月末の理事会で政策金利を据え置く方向に傾いている」との報道が流れ、ユーロは対ドルで一時売られた。
- 日銀4月利上げ観測後退(4/17):G20財務相・中央銀行総裁会議後の会見で、植田日銀総裁が「中東情勢の経済への影響はかなり不透明」「経済・物価見通し実現の確度やリスクを慎重に点検して政策判断する」と発言。市場では中東リスクを理由に4月の追加利上げは見送りとの見方が強まった。日米金利差維持の意識から円は対ユーロで史上最安値の187.95円まで下落。
- イラン外相、ホルムズ海峡「開放」を表明(4/17):イランのアラグチ外相がSNSで「停戦期間中はすべての商船がホルムズ海峡を通過できるように完全に開放する」と宣言。トランプ米大統領も「イランは今後二度とホルムズ海峡を封鎖しないと約束した」とSNS投稿。WTI原油は11.45%安の83.85ドルと急落し、一時80.56ドル付近まで下落した。(みんかぶFX)
- イスラエル・レバノン10日間停戦合意(4/17):トランプ米大統領がイスラエルとレバノンの10日間の停戦合意を発表。ネタニヤフ首相が確認。地域の地政学リスクがいったん後退し、リスクオンムードが強まった。
- 米株、紛争前水準を回復(4/17):NYダウは前日比+868.71ドルの49,447.43ドルと、米国がイラン攻撃を開始する直前(2/27:48,997ドル)の水準を回復。上げ幅は一時1,100ドルを超えた。ナスダック総合は13日続伸で連日の史上最高値更新。(日本経済新聞)
- 日経平均、一時最高値更新後に反落(4/16-4/17):4/16に前日比+1,384.10円の59,518.34円と約1カ月半ぶりに最高値を更新。4/17は高値警戒感から反落し58,475.90円(-1,042.44円)で引けたが、週間では+1,551.79円と続伸。
■ 主要指標(4/17 終値)
| 指標 | 終値 | 前週比 |
|---|---|---|
| USD/JPY | 158.63円 | −0.32円(前週末158.95円比) |
| EUR/USD | 1.1766 | +0.0073(前週末1.1693比) |
| EUR/JPY | 186.65円前後 | +0.43円前後(前週末186.22円比) |
| 日経平均株価 | 58,475.90円 | +1,551.79円(前週末56,924.11円比) |
| NYダウ | 49,447.43ドル | +1,530.86ドル(前週末47,916.57ドル比) |
| 米10年債利回り | 4.25% | −0.07pt(前週末4.32%比) |
| WTI原油($/bbl) | 83.85ドル | −12.72ドル(前週末96.57ドル比、4/17単日で−11.45%) |
| 金(COMEX 6月限) | 4,879.60ドル | +121.29ドル(前週末4,758.31ドル比) |
※為替はNY終値参考レート(Investing.com・みんかぶ・日本経済新聞)。株価・商品は各市場終値。実際の取引レートは各FX会社でご確認ください。時刻はすべてJST。
2. 今週の金融市場(4/20〜4/24)
■ 今週の経済指標・イベントスケジュール(JST)
| 日時(JST) | 国・地域 | 指標・イベント | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 週間通じて | 米国 | FRBブラックアウト期間(〜4/30) | ★★★ |
| 4/20(月) | 中国 | 最優遇貸出金利(LPR)発表 | ★★★ |
| 4/20(月) | カナダ | 消費者物価指数(3月) | ★★★ |
| 4/21(火) | 米国・イラン | 米イラン2週間停戦の期限 | ★★★★★ |
| 4/21(火) | NZ | 消費者物価指数(Q1) | ★★★★ |
| 4/21(火) | 英国 | 雇用統計(2月) | ★★★★ |
| 4/21(火) | 米国 | 小売売上高(3月)、ウォラーFRB理事発言、ウォーシュ次期FRB議長指名公聴会 | ★★★★★ |
| 4/22(水) | 英国 | 消費者物価指数・生産者物価指数(3月) | ★★★★★ |
| 4/22(水) | ユーロ圏 | 消費者信頼感指数(4月)、ラガルドECB総裁発言 | ★★★★ |
| 4/23(木) | 主要国 | 製造業・非製造業PMI速報値(独・ユーロ圏・英・米、4月) | ★★★★ |
| 4/23(木) | 日本 | 片山財務相、ブルームバーグ「New Voices」インタビュー | ★★★★ |
| 4/23(木) | ユーロ圏 | ECBブラックアウト期間入り(〜4/30) | ★★★ |
| 4/24(金) | 日本 | 全国消費者物価指数(3月) | ★★★★★ |
| 4/24(金) | 英国 | 小売売上高(3月) | ★★★ |
| 4/24(金) | ドイツ・米国 | 独Ifo景況感指数(4月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月) | ★★★ |
■ 今週の見通し
今週最大のテーマは米イラン停戦期限(4/21)と日米英のCPIです。
先週末のイランによるホルムズ海峡「開放」表明で原油は急落、リスクオンが一気に進みましたが、2週間の停戦期限を迎えるタイミングで和平合意にこぎつけられるかが最大の焦点。
仮に恒久合意への道筋がつけば原油安・円安・株高の地合いが継続する一方、期限切れで協議が決裂すれば再び地政学プレミアムが織り込まれる展開となります。
為替面では、日銀4月会合(4/27-28)を翌週に控えたポジション調整が中心。
先週末の植田総裁発言で市場の4月利上げ観測が大きく後退し、円は対ユーロで史上最安値(187.95円)を更新しました。
今週は4/24の全国CPI(3月)が最後の材料。ここで予想を上回る伸びが確認されれば、再び4月利上げ観測が持ち直す可能性もあります。
ドル円は先週の安値が157.59円、高値が160円台前半(前週)。
158円割れから戻すか、介入警戒の160円を試すかのレンジ内で推移する見込みですが、片山財務相の牽制発言が複数回出ている中で160円台に定着するのは難しい局面です。
米側はFRBブラックアウト入りで要人発言が減少するため、経済指標(米小売売上高、PMI速報)への反応が主軸になります。
英国はCPIとGDPが同週に出るためポンドのボラティリティが高まりそう。
ユーロはECBがブラックアウト入り(4/23〜)を控え、今週前半のラガルド総裁発言と4月据え置き観測が定着するかどうかに注目です。
3. ドル円とユーロドルの現在位置
※日足チャートにボリンジャーバンド(21)の±2σと200SMA、RCI(9,36,52)を表示
3. ドル円とユーロドルの現在位置
※日足チャートにボリンジャーバンド(21)の±2σと200SMA、RCI(9,36,52)を表示
ドル円
相変わらずトレンドなし。つまりレンジ相場なので、下がり過ぎたところから買い、上がり過ぎたところから売りという、ベターな考え方で良いと思います。
ユーロドル
上昇バンドウォークから2本連続の陰線。でも+1σは割り込んでないので、こういう場合はまだ上目線でいいと思います。
4. 気になる通貨ペア:ユーロカナダ
ユーロドルと似た形なんですが、+1σを思いっきり割り込んでいるので、この場合は調整の動きになることが多いです。なので基本は売り。
※日足チャートにボリンジャーバンド(21)の±2σと200SMA、RCI(9,36,52)を表示
5. 世界の金利動向
■ 米金利(FFレート)の現状と見通し
FRBの現行FFレートは3.50〜3.75%(3月17〜18日会合で2会合連続の据え置き)。
4/17のイランによるホルムズ海峡「開放」表明を受けて、原油急落→インフレ懸念後退→米10年債利回りは4.25%まで低下。今週はFRBブラックアウト期間(4/30まで)で要人発言が途絶えるため、経済指標と中東情勢が金利の方向性を決める。
次回4月28〜29日のFOMCでは据え置きがほぼ確実視されているが、ウォーシュ次期FRB議長指名公聴会(4/21)の内容次第でハト派色が強まる可能性も。
■ 日本の金利動向
日銀の現行政策金利(無担保コール翌日物誘導目標)は0.75%(3月19日会合で8対1の賛成多数で据え置き)。
4/17のG20後会見で植田総裁が「中東情勢の経済への影響はかなり不透明」と発言したことを受け、市場の4月利上げ観測は大きく後退。日米金利差維持の思惑から円は対ユーロで史上最安値を更新した。
4月27〜28日の会合前の最後の大きな材料は4/24の全国CPI。中東由来のエネルギー価格上昇が物価見通しに反映されるかが焦点となる。
■ 主要国・新興国政策金利一覧
▼ 主要先進国
| 国・地域 | 中央銀行 | 政策金利 | 直近の決定 | 次回会合(予定) |
|---|---|---|---|---|
| 🇺🇸 米国 | FRB | 3.75% | 3月17〜18日:据え置き(2会合連続) | 4月28〜29日 ★ |
| 🇯🇵 日本 | 日銀 | 0.75% | 3月18〜19日:据え置き(8対1) | 4月27〜28日 ★ |
| 🇪🇺 ユーロ圏 | ECB | 2.15% | 3月18〜19日:据え置き | 4月29〜30日 ★ |
| 🇬🇧 英国 | BOE | 3.75% | 3月19日:据え置き(全会一致9-0) | 4月30日 ★ |
| 🇦🇺 オーストラリア | RBA | 4.10% | 3月17日 | 5月5日 |
| 🇨🇦 カナダ | BOC | 2.25% | 3月18日 | 4月29日 |
| 🇳🇿 ニュージーランド | RBNZ | 2.25% | 4月9日:据え置き | 5月27日 |
| 🇨🇭 スイス | SNB | 0.00% | 3月19日 | 6月18日 |
| 🇭🇰 香港 | HKMA | 4.00% | 3月19日 | 4月30日 |
| 🇨🇳 中国 | PBoC | 3.00% | 3月20日 | 4月20日 ★ |
| 🇳🇴 ノルウェー | Norges Bank | 4.00% | 3月26日 | 5月7日 |
| 🇸🇪 スウェーデン | Riksbank | 1.75% | 3月19日 | 5月7日 |
▼ 新興国・高金利通貨
| 国・地域 | 中央銀行 | 政策金利 | 直近の決定 | 次回会合(予定) |
|---|---|---|---|---|
| 🇹🇷 トルコ | TCMB | 37.00% | 3月12日:据え置き | 4月22日 ★ |
| 🇿🇦 南アフリカ | SARB | 6.75% | 3月26日 | 5月28日 |
| 🇲🇽 メキシコ | Banxico | 6.75% | 3月26日:−0.25%利下げ | 5月8日 |
| 🇷🇺 ロシア | CBR | 15.00% | 3月20日:−0.50%利下げ | 4月24日 ★ |
※政策金利は外為どっとコム 政策金利ページより取得(2026年4月19日確認)。米国は上限金利。次回会合日は予告なく変更となる場合があります。
6. FX業界ニュース
① GMOクリック証券 プラチナスポット関連キャンペーン2本立て
4月6日から新たに取扱いを開始した商品CFD「プラチナスポット」を記念して、毎週500万円山分けキャンペーンを8週連続で実施中(〜5月29日、週ごとにエントリー必須)。プラチナスポット3枚以上、FXネオ3万通貨以上、指定の商品CFD3枚以上のいずれかで参加可能、複数条件達成で受取金額2〜3倍に。
加えて「プラチナスポット」スプレッド縮小も実施中。各営業日15:00〜23:59の時間帯限定で、4月30日までスプレッドが縮小されている。中東情勢で貴金属のボラが高止まりする中、コストを抑えて仕掛けたい局面。
詳細:GMOクリック証券 キャンペーンページ
② SBI FXトレード 第4弾「おかえりトレーダー応援キャンペーン」継続中
一定期間取引のない休眠顧客向けのカムバックキャンペーン第4弾を5月30日まで実施中。新規口座開設キャンペーンと同条件で、取引数量に応じて最大100万円のキャッシュバック。
さらに「高金利3通貨 春のスワップ増額キャンペーン」として、南アランド/円のスワップポイントに30%上乗せ、メキシコペソ/円に10%上乗せも5月30日まで継続中。中東情勢でボラが高まる中、スワップ狙いの組み立てがしやすい環境。
詳細:SBI FXトレード キャンペーンページ
③ 外為どっとコム 「らくらくFX積立」新規口座開設で200FXポイントプレゼント
4月1日から10月1日まで、FX積立サービス「らくらくFX積立」の新規口座開設者に200円相当のFXポイントをプレゼントするキャンペーンを実施。積立FXへの関心が高まる中、手軽に始められる入口として注目される。
詳細:外為どっとコム 公式サイト
7. シカウチから一言
外国為替vol.18が校了して、4月22日に発売となります。表紙はこんな感じ。皆さん読んでね!こちらから、予約できまーす → https://amzn.to/48FksiO
当レポートは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではありません。
FX取引にはリスクが伴います。取引前に各FX会社の規定・リスク説明書を必ずご確認ください。
情報ソース:外為どっとコム、みんかぶFX、日本経済新聞、Investing.com、各中央銀行公式サイト
作成:fx-start.jp 編集長 シカウチ|作成日:2026年4月19日(日)JST

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