ペソ利下げの週に首位交代|FXスワップ投資速報(26/11/07)
※本記事はアフィリエイト広告を含みます。
メキシコ銀行が11月5日に0.25%の利下げを決め、チェコ国立銀行が同じ日に0.25%の利上げを決めました。ペソはこの週に4社が水準を動かし、首位がGMOクリック証券からGMO外貨へ入れ替わりました。一方のコルナは金利差が広がったのに5社とも据え置きで、首位でも理論値の0.93倍にとどまっています。
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【1】今週のスワップ・ハイライト
国内9社の公表値を1万通貨あたり・1日あたりにそろえて並べました。基準日は11月6日(金)で、今週は対円6ペアと対スイスフラン3ペアがそろって2日分の付与です。
■ ペソはGMO外貨が15.3円で首位に立ち、GMOクリック証券は3位へ下がった
メキシコ銀行が11月5日に翌日物金利の誘導目標を6.50%から6.25%へ引き下げた週に、ペソ/円は4社が水準を動かしました。GMO外貨が11月3日に14.2円から15.1円へ、4日にさらに15.3円へ上げ、3カ月の最高値を更新して単独首位になりました。ヒロセ通商は5日に11.0円から12.0円へ、松井証券も同じ5日に10.0円から11.0円へ上げています。
下げたのはGMOクリック証券の1社だけです。5日に15.1円から14.0円へ1.1円下げ、首位から3位に下がりました。9社平均は12.08円から12.30円へ上がっています。
■ コルナはチェコが利上げしてもヒロセ通商5.1円を含め5社とも動かなかった
チェコ国立銀行は11月5日、2週間物レポ金利を3.75%から4.00%へ引き上げました。対円の金利差は2.50%から2.75%へ広がりましたが、コルナ/円を扱う5社は1銭も動いていません。5社平均は4.82円で先週と同じ値です。
利上げで理論値は4.97円から5.47円へ上がったので、首位のヒロセ通商5.1円は理論値の0.93倍という位置に変わりました。利上げ前は1.03倍で、理論値を上回っていた側です。
■ リラはGMOクリック証券が27.0円へ上げ、DMM FXは23.0円へ下げた
トルコ中銀の10月22日の利下げから3週目に入り、2週間続いた全社据え置きが崩れました。GMOクリック証券が11月4日に26.0円から27.0円へ、GMO外貨が6日に24.6円から25.1円へ上げ、どちらも3カ月の最高値です。一方でDMM FXは5日に24.0円から23.0円へ下げ、単独最下位になりました。同じ週に上げた社と下げた社が分かれています。
【2】金利の前提と見通し
■ メキシコとチェコが同じ日に逆を向いた
スワップは2つの通貨の金利差から生まれるので、まず金利の現在地を置きます。11月6日時点の政策金利は、日本1.25%、メキシコ6.25%、トルコ36.00%、南アフリカ7.25%、ハンガリー5.50%、ポーランド3.75%、チェコ4.00%、スイス0.00%です。
対円の金利差は、リラ34.75%、ランド6.00%、ペソ5.00%、フォリント4.25%、コルナ2.75%、ズロチ2.50%になります。今週動いたのは相手国側です。 ペソは5.25%から5.00%へ縮み、コルナは2.50%から2.75%へ広がりました。先週まで同率だったコルナとズロチは、ここで順序が入れ替わっています。
メキシコ銀行は利下げ局面にあり、11月5日に翌日物金利の誘導目標を6.25%へ引き下げました。決定は3対2に割れています。次回会合は12月17日です。チェコ国立銀行はタカ派寄りの据え置き局面で、11月5日に2週間物レポ金利を4.00%へ、割引率を3.00%へ、ロンバート金利を5.00%へそれぞれ0.25%引き上げました。新金利は11月6日から適用されています。決定は4対3で、3人は据え置きに投票しました。声明は、エネルギー価格の上昇に機械的に反応したのではなくその二次的影響のリスクに対応したものだと説明し、今後については「新たに入手できるデータとインフレ見通しへの影響にもとづいて判断する」「さらなる行動は非常に慎重に検討する」と述べています。議事要旨は11月13日に公表されます。次回会合は12月17日です。
ポーランド国立銀行は中立の据え置きで、11月4日も参照金利を3.75%に据え置きました。これで7会合連続です。次回は12月2日になります。日本銀行は10月30日に無担保コールO/N物レートの誘導目標を1.25%へ据え置き、決定は8対1でした。次回は12月18日です。
南アフリカ準備銀行は利上げ局面で、9月23日にレポ金利を7.25%へ引き上げています。次回は11月19日です。トルコ中銀は利下げ局面にあり、10月22日の利下げは6会合ぶりの再開でした。次回は12月10日です。ハンガリー国立銀行はハト派寄りの据え置きで、8月25日の5.50%への引き下げ以降は動いていません。次回は11月17日です。スイス国立銀行は0.00%の据え置きが続き、次回は12月10日です。
金利差の向きをペアごとに見ると、ペソは相手国が利下げ局面、円がタカ派寄りの据え置きで、両側から縮む力が働いています。コルナは相手国も円もタカ派寄りなので、どちらの側も引き締め方向を向いており、金利差を一方向へ動かす力は出ていません。ランドは相手国が利上げ局面にあるので、円側と反対の向きです。リラとフォリントは相手国が緩和方向で、金利差は縮む向きになります。ズロチは相手国が中立の据え置きです。
来週は11月17日にハンガリー、11月19日に南アフリカの会合があります。
【3】ペア別の口座ランキング
ペアごとに最高水準の社が違います。平均・最高・最安は社ごとの集計期間の日次値から出したもので、今回は対円6ペアとも9社すべてが3カ月です。各ペアの末尾では、想定元本に政策金利差を掛けて365で割った理論値との距離にも触れます。
■ ペソはGMO外貨15.3円にセントラル短資FXが続く
GMO外貨15.3円が首位で、セントラル短資FX14.2円、GMOクリック証券14.0円と続きます。4位がヒロセ通商12.0円、5位がみんなのFXとLIGHT FXの11.1円、7位がDMM FX・外為どっとコム・松井証券の11.0円です。
利下げを受けて理論値は12.24円から11.66円へ下がりました。首位のGMO外貨15.3円は理論値の1.31倍にあたり、6ペアのなかでフォリントに次いで理論値から離れています。最高と最安の差は1.39倍です。
■ リラはGMOクリック証券が27.0円、3週目で初めて水準が動いた
GMOクリック証券27.0円、GMO外貨25.1円、セントラル短資FX24.6円の順で、みんなのFX・LIGHT FX・ヒロセ通商・松井証券・外為どっとコムの5社が24.0円、DMM FXが23.0円です。
9社平均は24.356円から24.411円へわずかに上がりました。理論値は30.08円なので、首位でも0.90倍にとどまります。最高水準が理論値を下回るペアは、先週までリラだけでしたが、今週はコルナも加わって2つになりました。
■ ランドはGMOクリック証券が16.0円へ上げ、GMO外貨が15円台に戻った
GMOクリック証券16.0円が首位で、セントラル短資FXとGMO外貨が15.1円で並びます。4位がみんなのFXとLIGHT FXの14.1円、6位がヒロセ通商14.0円、7位がDMM FX・外為どっとコム・松井証券の13.0円です。
GMOクリック証券は11月4日に15.2円から16.0円へ上げ、3カ月の最高値を更新しました。GMO外貨は2日に14.1円から15.1円へ戻し、先週2社に減っていた15円台が3社に増えています。松井証券も5日に12.0円から13.0円へ上げました。9社平均は13.84円から14.16円です。理論値は15.75円で、首位はこれをわずかに上回る1.02倍になります。
■ フォリントはGMOクリック証券1.2円と松井証券0.4円で3.00倍の開き
GMOクリック証券1.2円が首位、セントラル短資FX0.8円が2位、みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコム・ヒロセ通商の0.5円が3位、松井証券0.4円が7位です。GMOクリック証券は11月4日に1.1円から0.1円上げました。
最高と最安の差は3.00倍で、6ペアのなかでいちばん開いています。理論値は0.57円なので、首位は2.12倍にあたります。
■ ズロチはみんなのFXとLIGHT FXが30.0円、扱う6社のうち4社が下げた
みんなのFXとLIGHT FXが30.0円で並び、GMOクリック証券29.0円、ヒロセ通商28.0円、外為どっとコム25.0円、松井証券23.0円と続きます。
ポーランド国立銀行が11月4日に据え置きを決めた週に、4社が水準を下げました。外為どっとコムが4日に28.0円から25.0円へ3.0円、みんなのFX・LIGHT FXが5日に31.0円から30.0円へ、GMOクリック証券も5日に30.0円から29.0円へ下げています。このうちみんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券・ヒロセ通商の4社は、今の値が3カ月の最安値です。
6社平均は28.50円から27.50円へ下がりました。理論値は27.52円なので、平均と理論値の差は2銭です。首位は理論値の1.09倍にあたります。
■ コルナはヒロセ通商が5.1円で単独首位のまま動かず
ヒロセ通商5.1円が首位、みんなのFX・LIGHT FX・GMOクリック証券の5.0円が2位、外為どっとコム4.0円が5位です。5営業日とも5社の全社が同じ値でした。
チェコの利上げで理論値は5.47円へ上がり、首位でも0.93倍、5社平均4.82円は0.88倍の位置です。扱う社は5社と、6ペアのなかでいちばん少なくなっています。
■ ペソ・ランド・リラの3カ月の推移
ペソは上位3社と下位6社の2本の束に分かれた形が続いてきましたが、今週は上位の束のなかでGMO外貨の線とGMOクリック証券の線が交差しました。ランドは8月からGMOクリック証券の線が段階的に上がり、今週16.0円まで伸びています。リラは3本の線が10月中旬から横ばいで並んだあと、利下げから3週目にあたる今週になってGMOクリック証券の線だけが1円持ち上がりました。
【4】対スイスフラン
■ フランリラはヒロセ通商が1,591円で首位、対ランドは4社が191.5円でそろった
スイスフランを売って高金利通貨を買う形なので、ここで見るのは売りスワップです。スイスフラン/トルコリラは、ヒロセ通商1,591.65円、みんなのFX1,503.5円、LIGHT FX1,503.2円、外為どっとコム1,500.0円です。みんなのFXとLIGHT FXは11月6日に1,437円台から1,503円台へ57円上げ、どちらも3カ月の最高値になりました。4社平均は1,494.4円から1,524.6円です。
スイスフラン/南アフリカランドは、4社とも191.5円でぴったり同じ値になりました。先週は188.0円から188.55円に分かれていたので、横並びがさらに詰まった形です。
スイスフラン/メキシコペソは、ヒロセ通商255.25円、みんなのFXとLIGHT FXが251.9円、外為どっとコム212.5円です。4社平均は238.3円から242.9円へ上がりました。外為どっとコムだけ40円ほど低い状態が3カ月を通して続いており、同社の付与単位は他の3社と同じ1万通貨あたりです。
対スイスフランは円を含まないので、付与日の変則が対円と違う形で出ます。今週は11月3日にスイスフラン/南アフリカランドだけが0日付与で、残る2ペアは1日分でした。
【5】資金100万円でいくら受け取れるか
各ペアの最高水準の社の値で、資金100万円のときのレバレッジ別の受取額を出しました。現在の水準が1年続くと仮定した単純計算で、複利にも再投資にもしていません。レートは松井証券の公表レート(11月7日6時54分の仲値)を使っています。数量は1,000通貨単位に切り捨てました。
■ ペソは1倍で年6万5,339円、最安との差が1万8,363円
GMO外貨の15.3円、レート8.511円で計算しています。レバレッジ1倍なら11万7,000通貨・必要証拠金3万9,831円で、1日179円、1年で6万5,339円です。資金に対する年率は6.5%になります。
同じ11万7,000通貨を最安の11.0円で持つと、1年の受取額は4万6,975円です。首位との差は1万8,363円で、先週の2万2,152円から3,789円縮みました。首位が1.1円の差で入れ替わり、最安の社が10.0円から11.0円へ上がったためです。
■ リラは年率31.1%、受取額が先週より1万円増えた
GMOクリック証券の27.0円、レート3.1595円です。レバレッジ1倍で31万6,000通貨・1日853円、1年で31万1,418円、年率31.1%になります。先週は26.0円で30万833円でしたので、1円の引き上げで1万585円増えました。同じ31万6,000通貨を最安の23.0円で持つと1年26万5,282円で、首位との差は4万6,136円です。
■ ランドは1倍で年6万736円、最安との差は1万1,388円
GMOクリック証券の16.0円、レート9.582円です。レバレッジ1倍で10万4,000通貨・1日166円、1年で6万736円、年率6.1%になります。先週の5万8,809円から1,927円増えました。水準が15.2円から16.0円へ上がった一方で、レートが9.426円から9.582円へ上がって持てる数量が2,000通貨減ったため、増え方は水準の伸びほどではありません。
同じ10万4,000通貨を最安の13.0円で持つと1年4万9,348円で、首位との差は1万1,388円です。
■ ズロチは年2万6,280円へ、先週より2,008円減った
みんなのFXの30.0円、レート40.185円です(LIGHT FXも同じ30.0円です)。レバレッジ1倍で2万4,000通貨・1日72円、1年で2万6,280円、年率2.6%になります。先週の2万8,288円から2,008円減りました。 水準が31.0円から30.0円へ下がったことと、レートが上がって持てる数量が1,000通貨減ったことの両方によります。
同じ2万4,000通貨を松井証券の23.0円で持つと1年2万148円で、首位との差は6,132円です。
図にはレバレッジ2倍・5倍・10倍・25倍も並べていますが、レバレッジを上げると対証拠金の年率は上がる一方で、ロスカットまでの余裕が同じ比率で狭くなります。ランドを25倍で持つと証拠金は99万9,978円と資金のほぼ全額になり、わずかな逆行で維持率を割り込みます。証拠金ぎりぎりで持てばロスカットされるので、年率の数字だけを見ないでください。ロスカット水準と必要証拠金は各社で違います。
【6】今週のスワップ関連キャンペーン
公式ページで期間・申込の要否・数量上限を確認できたものだけを載せます。
■ SBI FXトレード:15%増額は12月1日まで
「高金利3通貨!秋のスワップ15%増額キャンペーン!」は、2026年10月1日(木)6時00分から12月1日(火)6時30分までです。申込制で、エントリーの応募締切も12月1日(火)6時30分と案内されています。対象は南アフリカランド/円・メキシコペソ/円・トルコリラ/円の買いです。
買い建玉から売り建玉を差し引いた数量に発生した買いスワップポイントの15%相当額が、2026年12月末を目途にFX取引口座へ入金されます。期間中に新規約定した建玉が対象で、開始前から持っている建玉は含まれません。建玉上限は、同社設立15周年の特別条件としてランドとペソが各1,000万通貨、リラが450万通貨に引き上げられています。「取引画面上のスワップポイント自体が増額されるものではありません」と明記されています。
公式:https://www.sbifxt.co.jp/campaign/swappoint_202610.html
■ 外為どっとコム:最大30%増額の11月分は11月28日まで
「入金額に応じてスワップポイント最大30%増額キャンペーン」の11月分は、11月2日(月)7時00分から11月28日(土)6時55分までです。エントリーが必要で、対象は『外貨ネクストネオ』で期間中に新規建てしたトルコリラ/円の買いと、米ドル/トルコリラ・ユーロ/トルコリラの売りです。
上乗せ率は期間中の入金純増額で変わり、10万円以上100万円未満で受取スワップ平均値の10%、100万円以上で30%です。数量は通貨ペアごとに所定の上限が設けられる一方、上乗せ金額そのものに上限はないと書かれています。上乗せ分はFXポイント(1ポイント=1円)として期間終了後に『らくらくFX積立』口座へまとめて付与されます。
公式:https://www.gaitame.com/campaign/increase-swap-2611/
■ 外為どっとコム:ポンドリラは12月末まで続く
「ポンドリラ高スワップ宣言!フランリラと同額以上の特別還元キャンペーン」は、2026年9月28日(月)から12月31日(木)付与分までです。エントリーは不要で、ポンド/トルコリラの売りポジションを持つだけで適用されます。新規建ての時期も問いません。
ポンド/トルコリラの売りスワップ(付与日数1日あたり)を、スイスフラン/トルコリラの売りスワップと同額以上で付与するという内容です。スイスフラン/トルコリラの付与日数が0日の営業日は対象外と明記されており、今週は5営業日とも1日分以上の付与があったので、対象外の日はありませんでした。
公式:https://www.gaitame.com/campaign/gbptry-2610/
■ 期間の定めがない「一本値」の扱い
期間つきのキャンペーンとは別に、売りと買いのスワップを同額にする「一本値」を続けている社が2社あります。どちらも終了日が決まっていません。
GMOクリック証券は2024年1月10日付与分から、FXネオ取引の全銘柄で一本値を適用しています。11月6日のカレンダーでも、ペソは買い14.0円・売り-14.0円、ランドは買い16.0円・売り-16.0円、リラは買い27.0円・売り-27.0円と、受取額と支払額が同額でした。SBI FXトレードは2025年6月2日から南アフリカランド/円で一本値を適用しています。トルコリラ/円の一本値は2026年4月8日付与分で終了したと同社が明記しています。
公式:https://www.click-sec.com/corp/news/info/20240110-01/ / https://www.sbifxt.co.jp/campaign/single_swap.html
【7】スワップを取りにいく前に
今週は週の前半でランドだけ付与日がずれました。 11月2日(月)は南アフリカランド/円と対スイスフラン3ペアが1日分で、対円の残る5ペアは0日付与でした。翌3日(火・文化の日)は逆に、ランド/円とスイスフラン/南アフリカランドが0日、ほかの7ペアが1日分です。4日(水)は9ペアとも3日分がまとまり、5日(木)が1日分、6日(金)が2日分でした。
カレンダーの金額をそのまま1日分と読むと数倍になります。 この記事の数値はすべて付与日数で割ってあります。11月4日は3日分がまとまって付いた日なので、カレンダーの数字をそのまま読むと3倍に見えます。基準日の6日も2日分です。
売りは支払いになるのが普通です。 外為どっとコムの11月6日を1日分に直すと、ペソは買い11円に対して売り-16円、リラは買い24円に対して売り-34円、ズロチは買い25円に対して売り-35円、ランドは買い13円に対して売り-18円、コルナは買い4円に対して売り-9円でした。前章の一本値はこの差をなくす扱いにあたります。
買いスワップがいつまでも続くとは限りません。 今週は対円6ペアのうち4ペアで平均が上がりましたが、ズロチは4社が下げて6社平均が1.00円下がりました。外為どっとコムは3.0円の引き下げです。ペソでもGMOクリック証券が1.1円下げ、リラではDMM FXが1.0円下げています。同じ週のなかで、上げる社と下げる社が同時に出ます。
為替の振れはスワップより大きく動きます。 ランドを10万4,000通貨持つと想定元本は99万6,528円で、1年で受け取るスワップは最高水準の16.0円でも6万736円です。今週ランド/円は9.426円から9.582円へ0.156円上がり、この数量なら1万6,224円の評価益にあたります。1週間の値動きだけで年間スワップの26.7%に相当する額が動いた計算です。 同じ幅が逆に振れれば、同じ額の評価損になります。ペソも8.384円から8.511円へ上がり、11万7,000通貨なら年間スワップの22.7%にあたる1万4,859円が動きました。
単位はペアごとに違います。 GMOクリック証券のペソ・ランド・フォリントは10万通貨単位、ヒロセ通商はリラ・ランド・ズロチが1千通貨、ペソ・コルナが1万通貨、フォリントが10万通貨です。同じ表のなかで単位が分かれる会社があります。この記事はすべて1万通貨あたりにそろえてあります。
【8】各社の得意ペア
社ごとに、6ペアのうち上位に入るペアを並べました。総合順位は付けていません。 最高水準の会社はペアごとに違うので、1社を選ぶより複数の口座を使い分けるほうが数字には合います。
GMOクリック証券はリラ・ランド・フォリントの3ペアで最高水準、コルナが2位、ペソとズロチが3位で、6ペアすべてが3位以内に入っています。GMO外貨はペソで最高水準に立ち、リラとランドが2位で、扱う3ペアすべてが上位です。セントラル短資FXはペソ・ランド・フォリントが2位、リラが3位で、扱う4ペアのすべてが3位以内という並びになります。
みんなのFXとLIGHT FXはズロチで最高水準、コルナが2位、フォリントが3位です。ヒロセ通商はコルナで最高水準、フォリントが3位になります。外為どっとコムはフォリントが3位です。
松井証券とDMM FXは、今週の上位3位に入るペアがありません。松井証券は6ペアすべてを扱い、今週はペソとランドで1円ずつ上げました。DMM FXが扱うのはペソ・リラ・ランドの3ペアで、今週はリラを1円下げています。この図は水準の高さだけを見たもので、会社の優劣ではありません。
■ 今回の対象社
対象は、みんなのFX・LIGHT FX・外為どっとコム・GMO外貨・ヒロセ通商・GMOクリック証券・松井証券・セントラル短資FX・DMM FXの9社です。SBI FXトレード・アイネット証券・トライオートFXの3社は、今回の比較に含めていません。
各社のサイトはこちらです。
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掲載各社の登録番号:みんなのFX・LIGHT FX(トレイダーズ証券)関東財務局長(金商)第123号/外為どっとコム 関東財務局長(金商)第262号/GMO外貨 関東財務局長(金商)第271号/ヒロセ通商 近畿財務局長(金商)第41号/GMOクリック証券 関東財務局長(金商)第77号/松井証券 関東財務局長(金商)第164号/セントラル短資FX 関東財務局長(金商)第278号/DMM FX(DMM.com証券)関東財務局長(金商)第1629号/SBI FXトレード 関東財務局長(金商)第2635号
■ 数値について
スワップポイントは各社が公表した数値をもとに、1万通貨あたり・1日あたりに換算しています。付与日数は毎日1日分とは限らず、記載の水準が将来も継続することを保証するものではありません。掲載後に各社が水準を変更する場合があります。実際の取引条件は各社の公式サイトで必ずご確認ください。
基準日は9ペアとも2026年11月6日(金)の公表値です。松井証券だけは6日分の公表が週明けになるため、扱う5ペアとも11月5日(木)の値で並べています。コルナ/円の理論値に使うクロスレートは、欧州中央銀行の参考相場(11月6日・1コルナ=7.2595円)から出しました。
平均・最高・最安の集計期間は、対円6ペアは9社とも3カ月です。対スイスフランも4社とも3カ月になります。
■ リスクについて
店頭外国為替証拠金取引は、少額の証拠金で大きな取引を行うため、為替相場の変動により預託した証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。売りポジションではスワップポイントの支払いが生じ、買いポジションでも金利情勢の変化により支払いに転じることがあります。
本配信はシカウチ(雑誌『外国為替』編集長)が個人として行っています。

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